ヴァンパイアの世界で2

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佐久間side




あれから1週間、実験が繰り返された。

俺は力をコントロールできず、同じ結果。

1週間大我も頑張ってくれてる。

でも、今日は明らかに顔色が悪い。

俺も変な力が入るからか、全身筋肉痛。

佐｢大我、休もう？｣

京｢あともうちょっとなんでしょ？｣

佐｢体限界でしょ？｣

京｢それはお互い様だよ。｣

佐｢むー、大我の体のこと教えてよ。｣

京｢いつもの貧血だから。｣

佐｢せめて康二のサプリ飲も？｣

京｢大ちゃんしんどくなっちゃう。｣

佐｢ふふっ、俺いつもサプリ飲んでる大我といるから大丈夫だよ！｣

京｢…分かったよ。｣

佐｢阿部ちゃーん！｣

ガチャ

阿｢カメラで何でも伝わると思ってるでしょ？
はい、サプリと水。｣

京｢ありがとう。｣

大我は受け取ったコップを見つめて動かない。

佐｢大我？飲まないの？｣

京｢今、口に物入れたくない。｣

佐｢気持ち悪い？｣

阿｢今回の実験であまり食べれてないよね？
水分も受け付けなくなっちゃった？｣

京｢ごめん。｣

阿｢ん。じゃあ、点滴してもらおっか。｣

京｢でもっ。｣

佐｢大我、体調優先だよ？｣

京｢...分かった。｣

阿｢大我連れていくね。｣



深｢佐久間、次俺入るからよろしく。｣

佐｢ありがと、ふっかいると安心するわ。｣

深｢急に素直。
力コントロールできるようになったら
長期休み申請しよう。｣

佐｢この半年休みないもんね。笑｣

深｢佐久間、大我の体調優先してたけど
今度は佐久間の体調優先だからな？
無理するなよ？｣

佐｢うん。全身筋肉痛以外は変わんない。｣

深｢苦しいの慣れて息切れしなくなったよね？
今は苦しい？｣

佐｢血足りてないからずっと苦しいよ。
でも、慣れちゃった。笑｣

深｢そっか。｣

佐｢そんな顔すんなよ。
もし、また任務で同じことになっても
俺は暴走しなくなる。ね？｣

ふっかは複雑な顔してたけど

俺は仲間襲わなくなるためなら頑張れる。

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