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ストーカー1 ページ35

「Aちゃんおつかれ〜」

「はい!皆さんも頑張ってください……!」

バイトからあがり、帰路につく。

空はもう闇に包まれており、道を街灯が照らす。

前は生徒会の仕事があっても
こんなに暗いときには帰らなかったし
ちょっとだけキツいかなあ

体育祭の練習も本格化してきた。
気が抜けるとすぐ体調を崩してしまいそう。

体育祭で思い出したが
コネシマくんはあの放課後の練習の日以来
毎回顔を出している。

ゾム君の言うとおり仕事してたのかなあ?

でもコネシマ君は書類仕事は早いタイプだった気がするけど。

少し気にかかりながら電車に乗り込んだ。



駅から出て家までの道を歩く。

街灯が薄暗く照らす道は恐怖心をあおる。
コツンコツンと私の足音が響く。

あともう少しで家につくというところで

キュッ

誰かのスニーカーの踏み込むような音がした。
そして後ろから誰かが着いてくるような気配も。

ふと最近届いていた
あの差出人不明の手紙を思い出す。

”え、これって………ストーカーちゃうん?”

鬱君の言葉が脳裏によぎった。

怖くなり歩く速度を速めると
誰かの足音も激しくなる。

怖い、誰かに追いかけられている

助けて

あともう少しで家なのに

グッと誰かに手を引かれた。

力強くて私は左にあったブロック塀に背中を
叩きつけられた。

暗くて相手の顔は見えないが
誰かに壁へ追い詰められた。

ハアハアと荒い息づかいが間近で聞こえ、
私を掴む力も強くなる。

「Aちゃん……」

低い男の声が私の耳元へ近づく。
振りほどこうともがくがあらがえない。

怖い

本能的な恐怖が私を襲う。

殺される……

そう思い覚悟して目をつぶった時、
男がいきなり吹っ飛んだ。

「大丈夫か!?」

うっすら目を開くとそこにいたのは

コネシマ君だった。

2→←素敵な人



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脅威のセラフ - これ、WTの皆様と幼馴染だったら嬉しい! (2020年7月11日 16時) (レス) id: 285d3eca52 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 根回ししますのところ、発声が発生になってるっすよ (2019年10月15日 18時) (レス) id: 6405eb1fb4 (このIDを非表示/違反報告)
狂猫 - 名前ありさにしてたんでアリサちゃんとか出たのビビりましたww (2019年9月8日 17時) (レス) id: 7d56b5cd53 (このIDを非表示/違反報告)
きらり(プロフ) - るいさん» コメント、リクエストありがとうございます(^^)実はちょうど書きたかった話なので書かせていただきますね! (2019年8月25日 0時) (レス) id: caac3973be (このIDを非表示/違反報告)
るい - 主人公のメガネ取った姿を見たいです (2019年8月24日 21時) (レス) id: 4461d627b9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きらり | 作成日時:2019年8月14日 8時

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