検索窓
今日:7 hit、昨日:20 hit、合計:552,909 hit

ページ33

すぅすぅとAちゃんが息をたて眠っている。

俺とゾムさんはそれを見てホッとした。

ドアを開けたときのAちゃんは
目がうつろで立っているのもやっとな感じだった。

LINEが来た時は本当に焦って1秒でも
早くAちゃんのところへ行かなきゃって思ったね。


「お粥作ろうと思ったけどもうちょい
あとの方がええかな」

「そうやね、大先生器用やし美味しいの作ったれよ」

「任せときいや」



チラッと見た
Aちゃんの火照った横顔がいつもより
色っぽく見える。
パジャマから覗いた胸元は汗がじんわりと伝い、官能的だ。

(エッロ……)

なんとなく気まずくて顔をそらす。
童○かクッソ

普段可愛らしい彼女を知っているからこそ
より興奮している気がする。

もし二人っきりなら……襲っていたかも。





「ほら、Aちゃんお粥やで
……あーん」

半身だけ起こしたAちゃんに
完成したお粥を食べさせる。

湯気をたてたお粥からは美味しそうな匂いが
ただよった。


…あーんは正直断られると思った。


「あーん…」

しかし熱で朦朧としているのか
Aちゃんは俺の差し出した
スプーンをパクッとくわえ、
モグモグと咀嚼をすると

「えへへ、鬱君ありがとう」

普段なら見せないような笑顔で
へにゃっと笑った。

熱で顔が赤く染まったAちゃんの
笑顔は俺の心臓にグッと刺さった。

なんやその破壊力
クッソかわいいやんけ

「……ほんまにずるいわあ」

なんとなく頭を撫でると
Aちゃんは嬉しそうに頭を寄せた。



「えっAちゃん覚えてないの
俺との熱い夜を」

「えっえっ……!?
熱で覚えてないんですけどほ、ほんとうに…!?」

「A、大丈夫や全部噓やぞ」


ーーーーーーーー
マッキー様リクエスト
ありがとうございました!

素敵な人→←*かぜっぴき1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (343 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1135人がお気に入り
設定タグ:wrwrd , 逆ハー , 学パロ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

脅威のセラフ - これ、WTの皆様と幼馴染だったら嬉しい! (2020年7月11日 16時) (レス) id: 285d3eca52 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 根回ししますのところ、発声が発生になってるっすよ (2019年10月15日 18時) (レス) id: 6405eb1fb4 (このIDを非表示/違反報告)
狂猫 - 名前ありさにしてたんでアリサちゃんとか出たのビビりましたww (2019年9月8日 17時) (レス) id: 7d56b5cd53 (このIDを非表示/違反報告)
きらり(プロフ) - るいさん» コメント、リクエストありがとうございます(^^)実はちょうど書きたかった話なので書かせていただきますね! (2019年8月25日 0時) (レス) id: caac3973be (このIDを非表示/違反報告)
るい - 主人公のメガネ取った姿を見たいです (2019年8月24日 21時) (レス) id: 4461d627b9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:きらり | 作成日時:2019年8月14日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。