最後に。 ページ18
第四に『言わないことはイコール強さじゃない』
このお話のキーは、夢主の暗いココロの無口さ。
「辛さ、苦しさ、悲しさ、寂しさ、怖さ、etc…」
夢主は健常者のデクくんに嫉妬だってしたはずです。当たり前です。彼女は人間だもの。
自分に無いものを羨んだって仕方ない、なんて私は思いません。
だってその気持ちがあるから、人は「あんな風になろう」とか「アレ(技術的な)が欲しいから頑張ろう」とか、思えるんじゃないかなぁ？
夢主も、デクくんを羨み、そこから憧れを生んだんだと思う。
だから自分も彼と一緒にヒーローになろうとしたんだよ。
でもその嫉妬を、あからさまにぶつけるのは違うと思う。というか、そんなことはしちゃダメだ。
相手より自分が劣っていることだけを、言葉にしちゃダメ。絶対。
どんな人間でも、ちゃんとプライドは持っていなきゃね。
ココだけは誰が来ようと、神だろうが譲らねぇ！そういう気持ちが持てるものを見つけた方が良い。
その1つがあるだけで、そのヒトってなんかカッケーって思わない？私は思う。
夢主も、決してそんなことは口にしない。
自分の身体はデクくんより弱っちいことは知っているけど、それを言って「弱い子だから」って傍にいられるのは耐えられない！だって自分がなりたいのはデクくんみたいなカッコイイ人。
憧れの存在に自分の惨めな姿なんか見ないでほしい。
だから「脇目も振らずに、突き進んで」ほしいんです。
最後に。
まだまだ後書き続けたかったけれど、多くても2ページまでって何となく決めているので、この辺で。
忘れた頃に番外編とかシレッと更新したりするつもりです。
本作品を最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
感想・質問などありましたら、評価諸共宜しくお願いします。
ではでは。
2019,2,13
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絵音(プロフ) - すごい好きです。主人公と 出久くんの本音を言い合うところとかほんのに好きです。素敵な物語を読ませてくれてありがとうございます…ッ！！！ (2019年5月22日 23時) (
レス) id: 740c8210f3 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - 凄くあったかい良いお話でした！生きて欲しいと説得？してるところとかもう涙が止まらず泣きながら読みました！素敵なお話を有り難うございます！ (2019年2月19日 23時) (レス) id: 265a916812 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソーカ | 作成日時：2019年2月14日 14時
