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「出久くん出久くん！聞いて下さい！明日爆豪くんと轟くんとお昼ご飯食べる約束をしました！ベストジーニストとエンデヴァーのお話が聞けるなんて感激です！」
「そっかぁ、明日が楽しみだね」
「はいッ！ついでに今年の体育祭で、彼らがプロヒーローへどのようなアピールをするのか、去年の実績と指名事務所などを元にお話を聞いてきます！」
「うん、頑張って」
彼女のキラキラ感溢れる何かを受けながら、僕は山姥ヘアを整える。
しかしながら、やっぱり気分穏やかとは中々いかないものである。
彼女が
そのやる気と熱意から、彼らとの距離感が些か狂い、情報や経験談・自分にない考えなどに出会うと、テンションが上がるあまり手を握ってしまったり、その天真爛漫な笑顔を惜しげも無く振り撒いたり…。
さっきの破天荒な行動とは別の意味で、彼女は僕を悩ませている。
それを察したのか、最近A組の彼女を知るメンバーからは、時折どこか憐れみのこもった視線を向けられている気が…
「デクくん…がんば」
「君は何かと苦労人だな…」
気の所為じゃなかった。
「あ！すみませんお二人共、今日出久くんをお借りしても良いでしょうか？週に2回との約束なので、明後日は皆さんの日にしていただいても…」
「！エエよエエよぅ！もうッ、そんなん気にせんで！」
「ああ。明後日も予定通り二人で食べると良い」
「うんうん！」
「！ありがとうございます！麗日さん！飯田くん！」
「ええんよぉ〜」
麗日さん…すごくニヤニヤしてるんだけど…。
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絵音(プロフ) - すごい好きです。主人公と 出久くんの本音を言い合うところとかほんのに好きです。素敵な物語を読ませてくれてありがとうございます…ッ！！！ (2019年5月22日 23時) (
レス) id: 740c8210f3 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - 凄くあったかい良いお話でした！生きて欲しいと説得？してるところとかもう涙が止まらず泣きながら読みました！素敵なお話を有り難うございます！ (2019年2月19日 23時) (レス) id: 265a916812 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソーカ | 作成日時：2019年2月14日 14時
