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002輪目 clover ページ4

clover 〜拓飛side〜


禰「おーい、それはこっちに運んでくれー!」

菫「はーい、少し待ってー!」


朝から忙しない。

なんてったって引っ越しなんて…


菫「拓飛ー!手伝ってくれなーい!」


そんな大きな声で呼ばなくたって聞こえてる。


拓「はーい…」

菫「元気ないわね。どうしたの?」

拓「別に…」


正直引っ越しなんてしたくない。

今のこの家でも十分にやっていけてるし、それに何より…


菫「お別れが寂しいのは仕方ないけど…わかって頂戴よ…?」

拓「わかってるよ…」


幼稚園の友達と別れるのが凄くつらい。

父さんの転勤が理由なのは知っている。

でも嫌なものは嫌なのだ。


菫「新しい幼稚園でもいっぱい友達できるわよ!大丈夫!」

拓「うん…」

禰「さあ!荷物を積み終えたぞ!出発するか!」


父さんの元気な声が聞こえる

どうやら引っ越しの準備が完了したらしい。


菫「さぁ、行きましょうか。」


母さんに手を引かれ、車に乗る。


?「おーい!」


ふいに、聞きなれた声が後ろから聞こえてきた。


拓「隼人!?どうしてここに…」

隼「ハァ…間に合って良かった…拓飛、はいコレ!」


隼人に紙袋を渡された。

開けてみると、手紙とテニスボールのキーホルダーとクローバーが入っていた。


隼「それは、俺達が離れていてもずっと友達だっていう証だから!大事にしろよ!」


予想外の出来事におもわず言葉が詰まる。


隼「拓飛…?」

拓「…ありがとな、隼人!大事にするよ!」

隼「ああ!またな!」


車が走り出す。

どんどん離れていく隼人。

お互いに見えなくなるまで大きく手を振る。


またな…隼人。

いつかまた逢う日まで…



……………………………………………………………………………………………………………………



クローバー

花言葉…約束,私を思って,幸運

誕生花…8/29,8/31

003輪目 astilbe→←001輪目 alstromeria



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作品ジャンル:泣ける話, オリジナル作品
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作者名:博士 | 作成日時:2019年12月8日 11時

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