【オリジナル】平安時代の割れ物

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はぁっ はぁっ はぁっ

何とか、追っ手を逃れた様だ
だが、いつ見つかってもおかしくないな

そ、それよりも…

「っ…

つ、疲れた…」

二人共ダウン

疲労感パネェ
こんな全力疾走したのいつぶりだよ

もうバテバテ
足ガクガク


「はっ、、

貴方意外と詳しいのね…ここの地形」

「いや、そこまでじゃない…
物凄くたまたまだ。寧ろ逆だ。此処が何処だか分からん


俺ぁ田舎から出てきた者だし、姫様の方が詳しいぜ きっと」


息が中々整わない俺に対して姫様はもうとっくに整えていた
超人か


「へぇ…私と同じね」

「えっ、都会の人じゃないのか？」

「ええ。山育ち？」

「あぁ、山

汚い山でワルガキやってた」

「そうなの？

強かった？楽しかった？」

おぉ。目をキラキラさせちゃって

「…んなことよりお前、姫何だろ？

しかも、あの警備員の数…


取り合えず今夜は帰った方が良い。絶対」


「っ！！ダw、…共犯でしょ？」

…ダワサ…

あぁ、そうだ共犯者だったんだ。
「…そうだな

だから、今夜の罪を次の夜に犯そう


これで半分だ
な？だから、今夜は帰ろう」


「絶対約束破らない？」

「…あぁ。」

「ほんと？」

「そんなに信用ならないか？俺」

「センター分けだもの」

「(それ関係なくないか？)
分かった。じゃあ小指だせ」

一人は左手の
もう一人は右手の


そして、二人は夜の都に消えた



















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