戦えない ページ9
ギィィィィッ
そんな音をたてて避雷針が倒れてきた
レビィ「な、何!?」
レビィ向けて倒れてくる避雷針
それをレビィはさっと避けた
レビィ「(チッ」
ベル「カス…
…じゃなさそうだな」
マーモン「あぁ あの避雷針の根本の曲がり方、熱だね
熱が避雷針の細く弱いところを溶かしたんだ」
チェルベッロ「エレットゥリコ・サーキット全体が熱を帯びている…」
チェルベッロ「これは熱伝導…」
リボーンはレオンの銃を構えていた
綱吉「目の前で大事な仲間を失うのは…
死んでも死にきれねぇ!」
オレンジの目をし、グローブを装着している死ぬ気モードの綱吉
頭部と両手に死ぬ気炎を灯していた
全員「!」
山本「何だ!?あの炎は!」
了平「誰だ?」
獄寺「まさか…」
貴方「あれは死ぬ気モードのツナくんよ」
獄寺「そっスね!
あれは間違いなく10代目だ!」
山本「だな ありゃツナだ」
了平「うん!
あんな事が出来るのは沢田しかいまい!」
家光「……」
貴方「本当によく似てきたわね…(ボソッ」
バジル「姫様 何か言いましたか?」
貴方「いいえ 何でもないわ」
バジル「そうですか」
マーモン「なるほど
エレットゥリコ・サーキットの導体は金属で出来ていて熱を伝導する働きがある
その熱が避雷針のくびれ部分で伝わり
溶解したため重量に耐えきれなくなって倒れたんだ」
ベル「でも聞いてなかったぜ スクアーロ
あんなバカデカイ炎を出せる奴がいるなんて」
スクアーロ(どうなってんだ? あのガキ
この前までとはまるで別人だ
何をしやがった?家光の仕業か?
いや 9代目が寵愛し、あのガキのカテキョーとして送り込んだアルコバレーノか)
綱吉「いくら大事だって言われても…」
スクアーロ「!」
綱吉「ボンゴレだとか
次期ボスの座だとか
そんなもののために俺は戦えない!」
ヴァリアー・バジル「!」
綱吉「でも友達が…
仲間が傷つくのは嫌なんだ!」
家光「!」
XANXUS「ほざくな!」
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作者名:宝石姫 x他1人 | 作者ホームページ:http://onegaimymerodyi
作成日時:2019年8月13日 16時