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だけど、その時。
ぐっ、と力強く引き寄せられる。
逞しい腕が背中に回って、息が詰まるほど抱き締められた。
まるで、私の体の震えを鎮めようとしているかのように。
JN「近くにいないと聞こえないなら、離れなきゃいいんだ」
私の頬がジュニの胸板に当たって、彼の鼓動が伝わってくる。
JN「俺が傍にいるよ。Aに俺の声が届くように、傍にいるよ」
JN「それでも聞こえなかったら行動で示すから。言葉なんかいらないくらい、大好きだってたくさん抱き締めるから。Aが、俺をいらないって思う時まで……許される限り、ずっと俺がAの隣にいるから」
……ああ、やっぱり好きだ。
私が苦しい時、一番に気づいて駆けつけてくれる。
手を差し伸べてくれて、力いっぱい抱きしめてくれる。
果てしなく感じていた孤独を、あっという間に洗い流してくれるんだ。
そして、何よりも。
いつだって一途に、ありったけの愛を真っ直ぐに注いでくれて。
彼のこういう所が、どうしようもないくらいに好きだ。
心から、一筋の熱い思いが流れ出る。
それと同時に苦しくなった。
" いらなくなる時 " って。
ああ、今までの私のせいで、彼にこんなことを言わせてしまってるんだ。
そんな、いつか来る別れの日を覚悟しているような、悲しくて切ない言葉を。
『……いらなくなる時なんて、そんなこと言わないで。お願い、ずっと一緒にいて、ジュナ』
彼を必要としなくなる時なんて、絶対に来ない。
ずっと私の隣にいてほしいし、彼の隣にいたい。
たとえこの先、何があろうとも。
ジュニの綺麗な顔に手を伸ばす。
両手で包み込んだ彼の頬は、温かい。
まるで彼の心のように。
『遅くなってごめん。私、バカでごめん。これが恋だって知らなかった。私は多分、ずっと前からジュニが好きだったよ』
驚いたように、ジュニの瞳が大きく見開かれる。
『昔からずっと、失うことが怖くて……ジュニがいなくなったらどうしようって、怖くて気づかないフリしてた。でも……いつか失うかもって考えるより、今隣にいてくれないことの方がずっと怖くて辛かった』
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来栖(プロフ) - セナさん» セナさん、ありがとうございます。必ずハッピーエンドにします！続きはもうしばらくお待ちください🙇♀️ (2022年10月26日 21時) (
レス) id: 3b73c7ec64 (このIDを非表示/違反報告)
来栖(プロフ) - てじさん» てじさん、いつもありがとうございます。続きはもうしばらくお待ちください🙇♀️ (2022年10月26日 21時) (レス) id: 3b73c7ec64 (このIDを非表示/違反報告)
来栖(プロフ) - 景夜さん» 景夜さん、いつもありがとうございます。続きはもうしばらくお待ちください🙇♀️ (2022年10月26日 21時) (レス) id: 3b73c7ec64 (このIDを非表示/違反報告)
セナ(プロフ) - 初コメ失礼します、、、！一難去ってまた一難😭😭パルちゃんとジュンくん、セブチのみんなが幸せになりますように……！更新応援しております🥹🥹 (2022年10月22日 9時) (レス) @page47 id: b2769f16fb (このIDを非表示/違反報告)
てじ(プロフ) - パルちゃん....お話の中だけどステージで輝いてるパルちゃんがもう一度読みたいよお😭どうなってしまうのか🥺 (2022年10月22日 7時) (レス) id: 677831959c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来栖
| 作成日時：2022年10月1日 17時
