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DN「うわあああっ！！蜂！！」
VN「うわ！」
SG「蜂入ってきた！！どうしよう！！」
SC「おい、あんまり騒ぐな！電気消せ！」
突然悲鳴が響いた練習室。
どうやら蜂が入ってきたらしい。
パッとそっちを見れば、黒っぽい塊が室内を飛び回っていて……
……って、ちょっとまって、デカくない？
スズメバチじゃないあれ？
うわ、ヤバいどうしよう！？
蜂が室内に入ってきた時は電気を消して、蜂を刺激しないように静かにするのが一番良いらしい。
スンチョリヒョンの声に、全員一斉に口を閉じた。
というか、恐怖で固まってた。
その蜂は耳を塞ぎたくなるような羽音を立てながらうろうろと室内を飛び回り、近づいてくる度にスングァン達が怯えたように震え上がっている。
っていうか俺もめちゃくちゃ怖い。
逃げたいのに逃げられない。
だけど……。
あろうことかその蜂は、ヌナとシュアヒョンの方へと向かっていった。
やばい、ヌナもヒョンも黒い服だ。
的にされる。
MG「ヌナっ！！」
ヌナが危ない。
そう思った瞬間、俺の足は無意識にヌナの方へと駆け出していた。
守らなきゃ。
ヌナを、守らなきゃ！！
……だけど。
『おりゃっ』
スパァァァンッ！！！
「「「「「…………」」」」」
…………えっ？
一瞬何が起こったのかわからなかった。
いや、ちゃんと見てはいたんだけど、その早業は俺の脳の理解速度を遥かに超えていた。
俺が咄嗟に駆け寄ろうとした瞬間、すっくと立ち上がったヌナ。
その視線ははっきりと、蜂の姿を捉えていた。
あれは確実に、獲物を狩る目だった。
そして向かってきたスズメバチを、持っていたノートで寸分の狂いもなく、スパァンッ！と叩き落としたのである。
そのままスタスタとゴミ箱の方へ歩いていくヌナ。
ノートにはさっきの蜂の死骸がくっついていたらしく、ヌナはゴミ箱でノートをパパッと払った。
素手で。素手で払った。
そしてくるりと振り返ると、
『ハンバーグも捨て難いですけど、私はチンジャオロースの気分ですね〜』
「「「「「………えっ」」」」」
恐らく今、全員の思考回路が停止している。
さっきの光景は幻覚だったのか？と疑ってしまうくらい、ヌナはシュアヒョンに向かって普通に話の続きをし始めるもんだから、俺を含めた全員がポカンと口を開けていた。
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来栖(プロフ) - セナさん» セナさん、ありがとうございます。必ずハッピーエンドにします！続きはもうしばらくお待ちください🙇♀️ (2022年10月26日 21時) (
レス) id: 3b73c7ec64 (このIDを非表示/違反報告)
来栖(プロフ) - てじさん» てじさん、いつもありがとうございます。続きはもうしばらくお待ちください🙇♀️ (2022年10月26日 21時) (レス) id: 3b73c7ec64 (このIDを非表示/違反報告)
来栖(プロフ) - 景夜さん» 景夜さん、いつもありがとうございます。続きはもうしばらくお待ちください🙇♀️ (2022年10月26日 21時) (レス) id: 3b73c7ec64 (このIDを非表示/違反報告)
セナ(プロフ) - 初コメ失礼します、、、！一難去ってまた一難😭😭パルちゃんとジュンくん、セブチのみんなが幸せになりますように……！更新応援しております🥹🥹 (2022年10月22日 9時) (レス) @page47 id: b2769f16fb (このIDを非表示/違反報告)
てじ(プロフ) - パルちゃん....お話の中だけどステージで輝いてるパルちゃんがもう一度読みたいよお😭どうなってしまうのか🥺 (2022年10月22日 7時) (レス) id: 677831959c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来栖
| 作成日時：2022年10月1日 17時
