女芸人の日常3 (ページ15)

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しらきさんとの会話シリーズ3 ページ15

翌日、むさしの森珈琲にてああ～しらきさんとれなてぃと合流して昨日のことを話した。

A「っていうことがありまして。都築が来てくれなかったら、私ダメでしたね。」
しらき「なるほどねぇ。なんか噂で聞いたんだけどさ、新道さんって女芸人好きで有名らしいよ。」
A「そうなんですか？」
れなてぃ「うわっ、なんか引くわー。でもなんで女芸人なんですかね？女優さんとかモデルさんとか可愛い子なら他にいると思うんけどなぁ？」
しらき「さあね？まぁ、私は結婚してるから狙われないかもだけど2人とも未婚でしょう？新道さんには気をつけた方がいいよ。他の子も被害にあってるって聞くよー。スーパーニュウニュウのふるやちゃんとかも言ってたよ。あとはなしょーちゃんとかもさ。」

A「そうなんですか？全然知らなかったです。こんなのロッチ先輩に知られたら怒られるんですかね？」
しらき「どうだろうね？でも実際にAちゃんは知らなかった訳なんだから仕方ないんじゃない？」
れ「でもこういう時って彼氏いるんですって嘘ついた方がええんかな？」
し「下手に嘘つかない方がいいかもよ。それが変な方向にいってデマの記事とか噂流れてもね。彼氏いるにしても特に名前は言わなきゃいいんじゃない？」
A「そうですよね。このことロッチ先輩に言った方がいのかな？」
し「でもこれでわかってよかったじゃん。一応ロッチさんには伝えておいた方がいいかもね。」
A「あっ、そうだ！でも嬉しいことがありまして、いつも同期の都築って私のこと比嘉りんって呼ぶんですけど助けに来てくれた時に初めて下の名前で呼んでくれました。」
し「そうなんだー。きっと下の名前で呼ぶのが恥ずかしかったんだろうね。よかったじゃん。」

人生の先輩でもあり、女芸人の先輩でもあるしらきさんとは何でも話せる存在だ。年齢違うけどマブダチみたいな？

新道先輩って女芸人好きで有名だったのか。危うくそのままされるがままになるとこだったな。

今度、都築に会ったら何かおごってあげようと思った。

A「しらきさんも話を聞いてくださりありがとうございました。お陰でスッキリしました。とりあえずロッチ先輩にLINEで伝えておきますね。」
し「私でよければ相談に乗るよー。ほら女芸人同士じゃないとわからないこともあるしね。れなてぃちゃんも遠慮しないでね。」
れ「お気遣いありがとうございます。」

この日もしらきさんとの会話は楽しく愉快だった。