中高一貫!キメツ学園!! ページ48
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___ここはキメツ学園。
そのキメツ学園にて、アイドル的存在がいた。
「びーばっぷな浮遊感ー」
彼女は音無千弦。
美術の先生である、宇髄天元に居候しており基本無表情でぺちゃぱいだが、顔が美少女顔負けである。
...しかし、性格が可笑しい。
「おーまいだってぃーなんて醜態ー・・・て、あれ?どうしたの炭治郎?」
「千弦!」
彼は竈門炭治郎。
千弦とは同じクラスでパン屋の長男である。千弦とは友達とは言い難いほどの距離で話たり近づいたりしているので、宇髄先生的に1番信用できて1番信用にならない存在だ。
「実は今日多めにパンを持って来たんだ!千弦も食べるか?」
「私チョコクロワッサン!!」
「ちゃんと持ってきてるぞ!」
「わーありがとう!長男炭治郎!!」
「なんだ!?食い物か!?」
突如炭治郎に突撃したのは、嘴平伊之助である。
千弦と同じクラスで顔が美少女並にいいが、性格や服装がやばい。いつも風紀である冨岡義勇に注意されているがそれをものともしない。
そんな不良なのに..。
「しゃーないなぁ、ほら伊之助あーん」
「あーん」
顔が良いからという理由で甘やかす。
「あーーー!!!千弦またお前!!伊之助にあーんって!?・・・待って、顔だけ見たら百合の花・・・?」
「ごめん、ちょっと意味がわからないから眉毛引っこ抜いていい?」
「いや、そっちも意味がわからないけど!?」
伊之助と千弦を引き剥がしたのは我妻善逸である。
千弦と同じクラスであり、風紀委員もしているが脳内は女の子に溢れている変態だ。髪色は派手に金髪だが地毛らしい。
千弦には美少女だけど性格に意識が戻されると言ってふざけ合う男友達の距離感だが、まだ侮れない。
「・・・そういえば、宇髄先生は何でずっとこっちを見ているんだ?」
「なんだアイツ」
「身内だけどわからん」
「・・・あれ、噂の偵察だよ。千弦が不純異性行為にならないか(つまり恋人が出来ないか)監視してるんだよ」
「千弦〜絶対に俺は認めねぇからな〜」
「・・・とりあえず股の間蹴っ飛ばしてくるわ」
「「ひっ」」
「やめてあげて!?俺達にも少なからず視覚ダメージ食らうから!?」
そんなキメツ学園のちょっとした日常である。
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ユウゼンキク - え、あれ...誉めてなかったのか...。そして今更ながら気付いたある言葉、<<キャラは崩壊して塵になった>>に噎せた...うん!!(爆笑) (2019年8月26日 17時) (レス) id: 0c71642d46 (このIDを非表示/違反報告)
ユウゼンキク - いや、スマシュッとかは楽しいけどさ!?けどさ!?せめて出ようとしてあげて!?うん!!(悶絶) (2019年8月25日 6時) (レス) id: 0c71642d46 (このIDを非表示/違反報告)
夏終朝凪(プロフ) - 続きがすごく楽しみです!とても面白いです!これからも更新頑張ってください!楽しみにしてます(*´▽`*) (2019年8月19日 21時) (レス) id: 8142368f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アカツキ(猫) | 作成日時:2019年8月15日 21時