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ガチ勢* ページ32

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「ひっ!!」


「___こっち」


そう言われて腕が引かれる方へ走り出すと、夢の端までたどり着き、その隙間から黒色の世界が広がっていた。


そこには先程までなかった光と、その前にお姉ちゃんが座っていた。

黒髪でちょっと茶色がかった瞳、でも服はあの黒じゃなくて白いシャツとリボン、そしてスカートを履いていた。

近づいて見るとお姉ちゃんはずっと光を見ていた。光は四角い箱のようなものから光っており、眩しすぎてあたしには見えない。

でもそれと相まって音が流れていた。

音は風が吹いた時みたいな、砂を箱の中に入れたようなそんな感じの音。


「___お姉ちゃん、今日は帰ってくるの速いね、でもアニメ終わっちゃったよ」

「え」


あにめ?お姉ちゃん??

よくわからない言葉を言うお姉ちゃんにあたしは少し鳥肌が立った。


「お姉ちゃんが勧めてくれたアニメ、結構面白いね、特にヒロインの子が竹を咥えてるの可愛い」

「??」


お姉ちゃんは箱を見ながらそう呟いた。


「・・・でも、さすがに1話から見ないと内容わかんないや、今度古本屋で買いに行こうよ」

「あの」

「ついでに奢ってくれると嬉しい」

「・・・あの!!」

「・・・」

「お姉ちゃんが、助けてくれたんだよね?ありがとう」


あたしがそう言うとしばらく黙った後、お姉ちゃんが振り返った。


「___でももう、手遅れなんだ」

「え」


お姉ちゃんがそう言うと妙な気分になった。

そうだ、これは夢から目が覚める時に感じるやつだ。


「お姉ちゃん・・・!」

「あーあ、気付いちゃった」


「せっかく無視を決め込んだのに、はぁ・・・仕方ないか」


「お嬢さん、目が覚めたら炭治郎達に伝えてほしいな」


「音無千弦は気付いてしまった」


「私の中に___もう1人いる事を、そのもう1人が私に乗り移ろうとしている事、そして」


「___もう乗り移られた事」


「約束だよ、絶対に伝えてね。私はしばらく眠るからさ」


そう言ったお姉ちゃんを置いて、私は目が覚めた。

目が覚めてしまった。

隣にいたお姉ちゃんは眠ったままだ。
あぁ、どうしよう。どうすればいいんだろう。そうだ、あの時、女の人が言ってた名前、あれが関係するのかな。


「____むざん、あの女の人・・・そう言ってた」





『___ふふふ、無惨喜ぶかしら』





.



___ガチ勢に乗っ取られてしまった。

前奏も長いとしんどいよね→←夢の中*



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設定キーワード:鬼滅の刃 , 女主 , キャラは崩壊して塵になった。   
作品ジャンル:ギャグ
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ユウゼンキク - え、あれ...誉めてなかったのか...。そして今更ながら気付いたある言葉、<<キャラは崩壊して塵になった>>に噎せた...うん!!(爆笑) (8月26日 17時) (レス) id: 0c71642d46 (このIDを非表示/違反報告)
ユウゼンキク - いや、スマシュッとかは楽しいけどさ!?けどさ!?せめて出ようとしてあげて!?うん!!(悶絶) (8月25日 6時) (レス) id: 0c71642d46 (このIDを非表示/違反報告)
夏終朝凪(プロフ) - 続きがすごく楽しみです!とても面白いです!これからも更新頑張ってください!楽しみにしてます(*´▽`*) (8月19日 21時) (レス) id: 8142368f1e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アカツキ(猫) | 作成日時:2019年8月15日 21時

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