混ぜるな！キケン！！【鬼滅の刃】【僕のヒーローアカデミア】 (ページ36)

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さんじゅうろくの型！！ページ36

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「なんでここに入学しようと思った？」

「・・・先祖返りとして初の個性持ちなんで、個性使用許可証が欲しいからですね。ヒーローとかは別になりたい訳じゃないんですけど」

「非合理的だな、ならなぜ雄英高校に来たんだ」

「そうですね・・・屋敷から近いから？ですかね。なんて軽い考えだけじゃないですけど」

「？」

「私、こう見えて真面目なんですよ。個性が使えればいざとなったら竈門・・・友人や兄を守れるし自分の身も守れる。カウンターなんて結構強力な個性でしょ？それを持つだけの無能なヤツになりたくないんですよ」

それこそ非合理的でしょ？と返すと確かになと真面目に返された。

「そして私の座右の銘によって、決めてるんです。

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"全ての敵(鬼)を自ら跳ね返す"

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倒すだなんて事は言いません。私はただ跳ね返すだけでいいんですよ」

大事なモノを守りたい。

それはヒーロー出なくても出来る事だ。
私は知らない一般市民より家族や友人を大切にするからヒーローだなんて元から向いてない。

だから...

「以上です」

私は相澤先生のマフラーを見つめた。

「やぁ！よく気がついたね！！」

そこからヒョコリと顔を出したのが雄英高校の校長であるネズミ...根津校長だ。

ちょくちょくモソモソ動いていたので気が付かない方が可笑しいと思うが...これはツッコんでいいのだろうか。

まぁ可愛いから良しとしよう。

兄ちゃんも謎のムキねず(ムキムキ鼠)連れてるからそれに比べれば根津校長は可愛い。

写真撮っちゃダメかな。

「後でならいいよ！」

「！・・・エスパー」

「エスパーなのか犬なのか熊なのか！かくしてその正体は校長さ！！」

「そして私が先祖返りで初の個性持ちである宇髄Aさ！！」

「なにしてるんだ」

何って...厨二病ポーズ(顔に手を当てて意味ありげに片手を伸ばす)ちょうど包帯がいい感じに揺らめいている。

ふざけだした私に相澤先生はベシッと頭を叩いた。

ちなみに音の割に痛くない。まぁあんま痛みは感じないのだけど。

「うんうん！学力もノリも申し分ないね！聞いてた通りだ！」

「聞いた・・・？」

兄ちゃんか？御館様か？？

「ムキムキねずみとは文通する仲なのさ！」

「嘘っ！？あのねずみ文字書けるの！？！？」

「そこなのか？」

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