混ぜるな！キケン！！【鬼滅の刃】【僕のヒーローアカデミア】 (ページ11)

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じゅういちのかた！！ページ11

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しかし活動時間が朝と夜で別れており、鬼殺隊士と呼ばれるヒーローが夜の出勤で、隠と呼ばれる主にサポーターが朝の勤務となっている。

兄は夜行動するらしく、朝は副業で教師と言っていた。

「聞いて派手に驚け！！大学はこの家から通う事になった！！」

そうドヤ顔で話す兄に対して私ははぁ... としか言えなかった。

何故なら夏休みに帰って来たと思うとすぐに免許証を取りに行ったからである。原付だ。

理由を聞けば派手でカッコイイのと迎えが楽になるからと言っていた。

迎えだなんて...小学校なんてすぐ近くじゃないか。

そう言うと中学は少し遠くなるだろ！と言った。まぁ...ギリ緑谷達と同じ校区内だしな。そこまで迎えに行くつもりなのかよとツッコミを入れる前にあれ？兄ちゃん学校は？と首を傾げた。

実家から行くのならば何も問題ない。何故なら帰る場所が同じなのだから。

「派手派手なバイク買ったからいっちょ飛ばすか」

「事故られたら嫌だし今日はホットケーキの気分」

「ん？じゃあホットケーキ焼くか」

そう言って兄はヘルメットを置いてリビングに戻って行く。

呆気なさに少し笑うと、ドタンバタバタと音を立てて兄が戻って来て私の頬を掴んだ。

「＿＿＿派手にいい笑顔じゃねーか！！！」

そう言ってはしゃぐ兄は赤飯炊くか？いや俺は料理出来ねぇな。ケーキでも買うか！！等、訳の分からぬ事を叫んでいた。

普段なら冷めた目でなんだコイツという顔をするのだが...

.......

「＿＿＿ぷはっ！兄ちゃんどうしたのっ！あはは！変だよ、頭っ！！」

「あ"！？だぁれが変だってぇ？？」

「ぎゃぁあああ！！痛い！こめかみが！！」

「この宇隨天元様を変だなんて言うやつに容赦はしねぇ！！」

「いたたたたっ！！」

楽しい毎日だった。

日に日に筋肉ダルマになってくるしたまに怖いけど兄ちゃんはいつも優しかった。

学校でも、こんな大人ぶった子供みたいな性格の私を緑谷は、爆豪は気にせず話しかけてきてくれた。爆豪は微妙だけど。

平穏で、平和で、ニュースで敵(ヴィラン)が銀行強盗だとかそれを新米ヒーローが捕まえた等を客観的に見る立ち位置だった。

いつ個性が向けられてもおかしくないのにクレープ等を食べて友達とはしゃいでる毎日が送れると思っていた。

「・・・ん？」

一瞬、何か...

これは...このフラッシュバックは...なんだろう？

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