コーヒー時々オムライス

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止まってしまった私に気が付いたのか
部長が私をジッと見る

そして

「あぁ、そうだそうだ・・・
絆創膏だ」


と言って、いつの間にか私の横に置いてた絆創膏を手に取り

「ほら、足」

と言い出した

「え？」

「さっき水膨れになるくらい
靴擦れしてたでしょ」



「貼ってやるから」

「え。。。ちょっと待ってください」

「先に手当しとかなきゃ」

そう言ってなぜか
私をゆっくりと抱く

「あの・・・部長？」


「何？」


「仰ってることと、行動が
一致してないように・・・
お・・思えますが？」


再び私の心臓が跳ね上がる

さっきから、どれだけ私は
自分の心臓を酷使しているのだろうか



「いや・・・合ってるでしょ」


そう言って
背中を摩る

「あ・・あの」

「だから何？
すぐに手当てするから黙って
こうでもしないと
また逃げるでしょ」

と、私の耳もとで笑うので
思わず、ビクっと反応してしまう


「・・・今、もしかして
感じちゃったとか？」


「感じてません」

「そっか残念、
でも仕方ないか、これは手当だからさ
感じるわけないか・・・」


そう言って私を至近距離で見たと思ったら、
口角をあげ不適に笑った

「ちょっと失礼」

と私にそう言うと、
部長は持っていた絆創膏を
口にくわえ
そして、片方の腕は私の背中をさすりつつ

もう片方の手はスルスルと背中から腰

そして、太もも辺りで
ゆっくりとフレアスカートを捲し上げていく

「ちょ・・・ちょっと待ってください？」

「ふぁんでしょ？」

「口で加えたままお話されるから
ファンデーションになってます・・・部長」

話をそらせようと、
少しふざけてみるけれど
部長はまったく無視して
その手は私のスカートの中に入っていき
それと同時にゆっくりと組み敷くような形でベッドに押し倒される


「さっきから、何度もお伝えしてますが
部長のおっしゃってることと、行動が私には理解できません」

ちょうど真上

部長が絆創膏を咥えたまま眉をわざとらしく
あげる

部長も酔ってるのか、ふざけてるのか
それとも真面目なのか

何もわからない


でも部長の手はスカートの中のちょうどストッキングのウエストあたりに手をかけ
それをゆっくりとおろそうとする


「待ってください」

私はその手をスカートの上から抑えると


首を横に振った部長

恥かしくて
身体が熱くなる


ダメだとわかってる

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