shower ページ15
俺は、しゃがみAの腰を片手でもち、
もう片方の手で、
白く薄い布を横にやり、
そこを指で触れた
すると、その感触が、
とんでもなく不快な感覚を覚え
ゆっくり、そこから取ってみると
指先に白濁の体液がまとわりついていた
「あぁぁ、くそっ」
俺は、
そのまま、Aを壁に押し付けた
「ここまで来て、
ここまで来て・・・」
俺は、
その言葉を飲んだ
そう、数時間前
数時間しかまだ経っていないんだ
あの混沌としたカオス
その光景が目に浮かぶ
俺が勝った
と思っていたのに
明らかに2人のものでない体液が入り交じる
「全部、きれいに洗い流してやる・・
だから、
そこから動かないでね？」
恐怖からなのか、
俺がそこにもう一度触れると、
キュッと力が入ったA
「あぁ、
力いれないでくれます？
掻き出せないので」
そう言いながら
床を叩きつけていたいたシャワー
を片手に
その汚れた部分にあてがった
「んんっ」
軽く声を出したAに
「はい？
何？声だしてるの？
俺そんなつもりじゃないんだけど？」
と
平然と答えてやる
そして、
もう片方の手の指を使って、その不快な感覚が残るナカへと、
指の付け根まで、入れ込んだ
「あぁぁぁっ」
「何一人で、そんな声だしてんだよ・・
ばかじゃないの？
ホント
俺、
今そんな気持ちさらさらないから・・・」
とりあえず、俺は、
Aのナカに残る
数時間前のこの痕跡を消したかった
シャワーで流しながら、
そこを奥から掻くように
掻き出す
気味悪い
こんもう、2度と会う事ないのに、
どうして、こんなに、俺の指に
まとわりつくんだ・・・
それは、まるで呪縛のようで・・・
そして、また、
その呪縛から
離れられないそんな気分にさえさせた
俺は、
そこを擦るように掻き出すと
そこがAにとって
喜びへと変えてしまうのか
切なく甘い
声を出す
「何、声なんかだしてんだよ‥・黙れ」
苛立つ俺に
震えながら、その波に耐える
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結愛(プロフ) - 和くんの立場を思うと、やるせないです。しょうくんに依存することでしか生きられない主人公に、少しだけ私と似た部分をかんじました。 (2020年3月3日 20時) (
レス) id: 790ab34727 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - とても面白いお話でした。最後の3話から訳が分からなくなって、何度も読み返しました。和くんの中の主人公が好きという気持ち、しょうくんの部屋での出来事などは全部記憶からなくなってしまったということですよね。しょうくんと主人公の存在も和くんの中から消えた。 (2020年3月3日 20時) (レス) id: 790ab34727 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2020年2月14日 21時
