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「いやさ、さとみがさ。
どうして男子は、そこばかっかり見るのかって話してたわけ」
「どうして？って？
だって・・目に入ってしまう・・」
「てか、正直に答えるなって」
「なに？翔のと比べてしまう？って」
「は？んなもん・・・」
「もうっ、テッチっ 翔っ」
「で、どっちがいい？」
「もうっ、みんなしてっ」
そう言って
プイって怒ったリン
「ほら、みんなカラかい過ぎだって、
いいの、俺のは、すんごいから」
「もういい加減にして」
「あぁあ、本気で怒らせた」
「リン、冗談だよ
そんなこと、ここで大声で言われたら
俺も終わってるわ」
そう言って笑う俺
「とか言ってほんとは言ってほしかったりして？」
「何の羞恥プレーだよ・・・たく
てかさ、思ったより大きくね？」
「それはどの部分？」
「ばぁか、全体像だよ、全体」
「そりゃそうでしょう、
これを立たせようと思ったら」
「どこを立たせるの？」
と
にやけたテッチに
「おまえそろそろ、いいかげんにしとけよ」
と注意すると
さすがにテッチも
「ごめん、度を過ぎたわ」
と反省した
「で、なんだっけ・・・
あぁ、立たせるためには、重心を下におかなきゃいけない
そうなってくると、全体のバランスをくずさず、
彫刻を作った結果が、こうなったんじゃないか」
「おお、すげぇ、なんか、それっぽい答えな気がする・・・」
「だろ？」
「でもよかったわ、これだけは見たかったもん」
「確かになぁ、
てか、ここって何時まで？」
「１９時前だったと思う。
じゃあ、でてから飯食って・・・だな
そのあとは？」
「夜のフィレンツェの街を見て回るのよくない？」
「いいねぇ・・・」
俺らは、それから閉館ギリギリまで、
美術館を見て回った
外に出ると、
日も完全に落ち
そして、さらに寒さを増していた
日本と違って、
町全体が薄暗く、
それが余計、このオレンジ色の屋根を主体とした古都フィレンツェの街を浮きだたせていた。
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紫姫(プロフ) - kamiさん» kamiさんｍありがとうございます、もう最後の方は張って会社に行ってました。会社についたら、楽なんですけど、どうしても距離と満員電車がかなりきつかったです。でもやっぱり、働くのはいいですね、楽しいです。復帰できてよかったと心から思ってます (2019年12月14日 16時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
kami(プロフ) - 職場復帰おめでとうございます！紫姫さんの頑張りにパワーを頂き、忙しくなる年末私も頑張りますw無理ない更新でお待ちしてます。 (2019年12月10日 19時) (レス) id: 73b83dca63 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 藍さん» ご心配くださって、ありがとうございます。少しずつですが、以前と同じような生活ができるように戻ってきました、倒れたときは今回ばかりはムリかもと思った時期もありましたが、復活できるものですｗ障害は増えましたが、なんとかなりそうな気がしますｗ (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» リンちゃんが裏で何をしているのか、翔くんも少しずつ疑い始めちゃってますが、この二人には、もう少しいちゃついていただきたいのでｗあはは (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - まぁさん» まぁさん、ありがとうございます。一時はどうなることかと思いましたが、解除され書けるようになりました。完結までがんばりたいと思いますｗ (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年11月16日 15時
