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「まぁ、翔ちゃん、吉川さんと結婚するの？
うちの息子で吉川さんのおうちがつとまるかしらねぇ
大変よ〜
じゃあ、もう芸能界はおやめになるのね・・・
そもそも、あなた就職してないじゃない？
そんなんで、結婚するって、
結婚はおままごとじゃないのよ？
うんぬんかんぬん・・・」
ダメだ・・・
先回りされそうだ
あぁ、もうっ
もうっ、もうっ
俺は、自分の部屋のベッドでジタバタしていると
「ちょっと
翔ちゃん、どうしたの？」
「は？
リンと一緒に住むにはどうしたらいいかって、考えてんだよ」
・・・
・・・
「ふーん、吉川さんと一緒に住むの？
ふーん、へーぇ」
・・・
俺は、ドアのほうをバッと見た
不敵な笑いを浮かべているおふくろ・・・
「あ・・や、
住みたいなぁって思って・・・ていうか、
とりあえず、卒業までの4か月？
卒論とかさ」
「卒論とか？」
「あ、いや、その、卒論がリンと共同研究なんだよ、俺
でもさ、俺ほら・・・仕事忙しくて、ほとんどリンが一人で
詰め込んでるから、申し訳なくて、
リンがほとんどやった研究に俺がのっかって、
卒業するって・・・
ほら、なんだろ、申し訳ないじゃん
でさ・・・」
次から次へと、言葉がどんどん出てくる俺
自分でびっくりする
「あっそ、ふーん、卒論ね
あなた、
いつもわかりやすい言い訳使ってくるわよねぇ
もっと、いい方法思いつかなったのかしら？」
「言い訳じゃねぇし」
「はいはい
はぁ、
とりあえず、前にも言ったけれど、くれぐれも責任ある行動をとってください
もう、２０歳過ぎて、子どもじゃないんだから、それくらいわかるわよね
それ以上のことは、お父さんには話ておくけど」
そう言って、呆れた顔で俺を見た
そして
「いい、とりあえず、卒業までの間は、
あなた、一応、親のお金で学業についているのだから、そのことは
肝に銘じておきなさいわかった？
それからのことは、もう、あなたも社会人になるんだから
っていっても、あなたは立場上難しいけれど
しっかり話し合ってどうするかもう一度決めなさい」
「・・わかった」
「あと、卒業式、私も出るから」
「え？マジかよ」
「当たり前じゃない、息子の学生最後の卒業式なんだから、
しかと目に焼き付けておかないとね」
そう言って笑って、部屋から出ていった
これは、OKなのか否か
まぁいい、
ひとまず、第一関門突破
・・・でいいのか？
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紫姫(プロフ) - kamiさん» kamiさんｍありがとうございます、もう最後の方は張って会社に行ってました。会社についたら、楽なんですけど、どうしても距離と満員電車がかなりきつかったです。でもやっぱり、働くのはいいですね、楽しいです。復帰できてよかったと心から思ってます (2019年12月14日 16時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
kami(プロフ) - 職場復帰おめでとうございます！紫姫さんの頑張りにパワーを頂き、忙しくなる年末私も頑張りますw無理ない更新でお待ちしてます。 (2019年12月10日 19時) (レス) id: 73b83dca63 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 藍さん» ご心配くださって、ありがとうございます。少しずつですが、以前と同じような生活ができるように戻ってきました、倒れたときは今回ばかりはムリかもと思った時期もありましたが、復活できるものですｗ障害は増えましたが、なんとかなりそうな気がしますｗ (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» リンちゃんが裏で何をしているのか、翔くんも少しずつ疑い始めちゃってますが、この二人には、もう少しいちゃついていただきたいのでｗあはは (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - まぁさん» まぁさん、ありがとうございます。一時はどうなることかと思いましたが、解除され書けるようになりました。完結までがんばりたいと思いますｗ (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年11月16日 15時
