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ヘナっと座りこむリンン
「おいっ大丈夫かよ」
焦る俺
「き・・・緊張したぁ」
そう言って
なんていうんだろう
女の子独特の
正座をくずした座り方
ペチャっとした座り方をして
両手で顔を覆ったリン
俺も
その目の高さに胡坐をかき座る
「リン」
俺は、リンを呼ぶと
リンは俺の胡坐の上に
またがり対面で座ったリン
「お、おいっ」
それが、まるで、小さい子供の様で
どれだけ緊張してたのかが伝わる
俺は、愛しくなり
ギュッと抱きしめた
ミニスカートは少しめくれ、
そこから伸びる足には、フリース素材のルーズソックス
その当時の流行
冬まだ春先、
ニットだけど、半そでのカットソー
今思えば、防寒しているのかしてないのか
チグハグなファッション
でもそれに身を包む、リンがかわいかった
俺は、
そのまま背中をなでる
そして、深いため息をつく
「俺も緊張したわ」
・・・
「え？」
「だってさ、失敗するわけにはいかないじゃん、一生残るものなんだし」
そう、当時の俺は、これは一生残るものだと思っていた
「痛い？」
それは、まるで、
去年の秋に、初めてセ. クスした時のことのように、
聞いた
「なんかさ、俺、付き合ってから、リンに痛い思いさせてばかりだな」
「うううん、あの時の方が痛かった」
「え・・嘘だろ・・・」
リンの肩を持ち、俺から離し顔を見た
「うん・・あの時の緊張と痛さとは、また全然違うけど」
・・・
「ていうか、そう考えると、女ってすげぇな・・・」
「でも、違和感はあるよ
なんか、おなかの辺りが変な感じ・・・」
そう言って、服をきたままだけど、覗き込んだリン
「あぁ、しばらくは、あるかも
でもそのうちなれるよ・・・」
「これってファーストピアスじゃん、１か月くらいこのまま？」
「あ、いや、耳より時間かけた方がいいかも、３か月くらい・・・」
「そっか・・・」
・・・
「まぁ、それまでに、
俺さ、お揃いのいい感じのピアス探しておくから」
そう言うと
フっと笑ったリン
その笑顔が
なんだか切なくなってしまって
「・・ごめんな」
と、思わず、謝ってしまった
「どうして謝るの？」
キュっと俺の首に抱きついてきたリンの頭をなでる俺
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紫姫(プロフ) - さとさん» こちらこそ、いつもありがとうございます。あは二人の時間、少しお預けしてみましたw (2019年8月6日 5時) (
レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» 今回はイチャイチャ、中断してみましたw少しずつ、りんちゃんの秘密開けていきたいと思います (2019年8月6日 5時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - 最後の さらばでござる〜はとっても かわいいデス！せっかく2人の時間だったのに残念でした。いつも更新ありがとうございます。お体ご自愛ください。 (2019年8月4日 21時) (レス) id: 97bb53cb68 (このIDを非表示/違反報告)
yuri125(プロフ) - イチャイチャしてたのに中断させられて、またまた波乱の予感がする。どうなるの〜。毎日暑い日が続きますが、お身体には気をつけてくださいね。リンちゃんにはまだ謎があるのかなぁ…気になる。 (2019年8月2日 20時) (レス) id: 12d47efacf (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - まぁさん» その長いトンネルも気がつかず、鹿の王国まで行ってしまって、まさかの終点。やってしまいましたよ、トホホ (2019年7月31日 23時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年7月20日 15時
