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「ていうかさ、本当は、もともと、片付いてるでしょ、ものが少ないし」
「だから、あんまり見ないでって」
俺は、
そのリビングに置いてある
少し小さめのソファーに腰をかけた
ふーん
ここでリンは暮らしてるのか
「叔母のマンションがたまたま空いてたから、居候みたいな感じよ、私」
そう言ったリンの言葉に
違和感を感じ
「ん
この部屋が叔母さんの部屋じゃなくてってこと？」
「あぁ、うんそう、このマンション自体が
叔母が所有してるの・・・」
「え？ここ国立だぜ」
「うん、あ・・・今変な想像したでしょ、
違うから、
叔母が所有しているだけ、うちは、そんなんじゃない・・・」
「いや、別に、そんなこと思ってないよ、
お前が金持ちだって・・・」
「ほら・・・もう。違うから・・・
ここはバブルの時の遺産みたいなもんだって、言ってるわ」
「あぁ・・」
俺らは、まだ小さかったから、その当時の事は、
オトナたちが、一体何をしていたのかわからななかったけれど、
今こうやって、専門的に勉強するようになって、当時何が行われていたのかよくわかる
「売却し損ねたんだ」
「うーん、まぁ、そういうこと
でも、立地が良かったから、
叔母は結果オーライだって言ってるけど」
「確かになぁ、大学も近いし、スーパーもあるし」
「大学だけじゃないよ、小中高校も幼稚園も教育熱心な地域だし
何より、この間、開発宣言したところだから」
「あぁ、なんかニュースになってたね」
「そうだから
もし、不動産屋にこの部屋の問い合わせきたら
私、立ち退き命令がでるかも
どうしよ、翔、」
そう言ってケタケタ笑う
「ん〜、その時は、うちに居候に来る？」
「えぇ、緊張する・・
でも翔のお母さん、おもしろそうだし、弟かわいいからなぁ、いくつだっけ」
「え？今６歳だよ」
「そっか、いいなぁ」
「え？いいか？
歳離れすぎてるから、
俺もいろいろ疑うわ」
「何を」
「いろいろだよ、オトナの事情」
「ははは、何それ、
でもいいじゃん、かわいいでしょ」
「あぁ、だって生まれた時は、もうすでに、俺もいい年だからさ、
いろいろわかるじゃん。かわいいよ、本当」
「あはは、なんだか想像つく」
・・
「リンは？兄弟いないの？」
「・・・いない
っていうか、いるんだけれど、いない」
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紫姫(プロフ) - さとさん» こちらこそ、いつもありがとうございます。あは二人の時間、少しお預けしてみましたw (2019年8月6日 5時) (
レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» 今回はイチャイチャ、中断してみましたw少しずつ、りんちゃんの秘密開けていきたいと思います (2019年8月6日 5時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - 最後の さらばでござる〜はとっても かわいいデス！せっかく2人の時間だったのに残念でした。いつも更新ありがとうございます。お体ご自愛ください。 (2019年8月4日 21時) (レス) id: 97bb53cb68 (このIDを非表示/違反報告)
yuri125(プロフ) - イチャイチャしてたのに中断させられて、またまた波乱の予感がする。どうなるの〜。毎日暑い日が続きますが、お身体には気をつけてくださいね。リンちゃんにはまだ謎があるのかなぁ…気になる。 (2019年8月2日 20時) (レス) id: 12d47efacf (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - まぁさん» その長いトンネルも気がつかず、鹿の王国まで行ってしまって、まさかの終点。やってしまいましたよ、トホホ (2019年7月31日 23時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年7月20日 15時
