28 ページ28
「え・・まさか
いや、つうかさ、
おまえが綺麗になったって、
テッチが言ってたから」
「えー、そんなこと言ってくれてんだ・・」
「言ってるよ、テッチだけじゃなくて、他の奴も」
「なんか嬉しい」
「俺は嬉しかない」
俺は思わず、リンの手を取った
「どうして」
「・・それは」
「それは？」
かっこ悪すぎる
「ほら、そうういとこだよ、、翔、
ちゃんと言わないと
わかんないよ」
「リンがどんどん綺麗になったら、
他の男がリンのこと見るじゃん」
「・・・」
「俺は、複雑」
くくっと笑ったリン
「おいっ。笑うとこかよ」
「だって、そんな金髪で、ピアス開けて、少し派手な格好して、
口悪いけど
なのに、翔らしいなって」
「んだよ、悪いか」
「うううん。うれし」
そう言って、唇を軽く噛んだりん
「まぁ、綺麗にしてやったのは俺なんだけどね」
「どういうこと？」
「みんな、俺がヤッたから、リンが綺麗になったって」
・・・・
「ちょっと、そんな話したの？」
「したよ」
「バカじゃない・・・」
「バカですが？
だって、事実だもん」
そう言ったら
俺の胸を、ドンっと押したリン
「信じられない」
「いや・・・そんな詳しくは言ってないよ」
「はぁ？詳しかろうが、詳しか無かろうが、
話たことには変わりないじゃん」
・・・
「まぁ、そうなんだけど、
ただ、もぅみんなわかってることじゃん」
そう言うも
「だって、そんな想像されるじゃん」
「・・・うわ、それヤダわ
リンのあの姿を想像されるの・・・」
・・・
「もういいっ
本当、翔、最低」
そう言って、テラスの方に戻ろうとするリンの手を離さないように
ぎゅっと力いれて
「もう、離して？バレるよ」
「いいよ、バレても」
「は？何言ってるの？」
俺は、そのまま抱きしめる
「翔・・・変だよ」
「いいの、変でも、こうしたいの」
俺は、自分自身が何がしたいのかわからなかった
「俺だってさ。
普通に付き合いたいんだよ、本当は
さっきだって、俺が止めたかったんだけど、
俺が叫んだら、いろいろ噂立つだろうから、テッチが呼んだんだ・・・
なんだろ、もどかしくなっちゃって
自分の行動がちぐはぐだわ」
ため息をつくリンは
「じゃあこのままサボる？」
と言い出し
今までサボったことが無かった
俺らはそのまま座りこみ
何度もキスをした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1359人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫姫(プロフ) - さとさん» こちらこそ、いつもありがとうございます。あは二人の時間、少しお預けしてみましたw (2019年8月6日 5時) (
レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» 今回はイチャイチャ、中断してみましたw少しずつ、りんちゃんの秘密開けていきたいと思います (2019年8月6日 5時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - 最後の さらばでござる〜はとっても かわいいデス！せっかく2人の時間だったのに残念でした。いつも更新ありがとうございます。お体ご自愛ください。 (2019年8月4日 21時) (レス) id: 97bb53cb68 (このIDを非表示/違反報告)
yuri125(プロフ) - イチャイチャしてたのに中断させられて、またまた波乱の予感がする。どうなるの〜。毎日暑い日が続きますが、お身体には気をつけてくださいね。リンちゃんにはまだ謎があるのかなぁ…気になる。 (2019年8月2日 20時) (レス) id: 12d47efacf (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - まぁさん» その長いトンネルも気がつかず、鹿の王国まで行ってしまって、まさかの終点。やってしまいましたよ、トホホ (2019年7月31日 23時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫姫
| 作成日時：2019年7月20日 15時
