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「あ、いや、そうじゃなくて、
でも、その自分のだんなさんが、
まぁ、彼氏でもいいんだけど、
俳優さんで、
そんな濃厚なシーンを撮影して、
それを、世の中に出すわけでしょ・・・
奥さん、どんな思いなのかなぁ」
・・・
・・・
「さぁ？
聞いてみれば？」
「そっか、聞けばいいのか」
え？
「あ、いや、ちょっと待って
そうなってくると、俺ちょっと複雑・・・」
「どうして？
ていうか、今翔くん、聞けばいいじゃんって言ったじゃん」
キョトンと聞くA
「あ、いや、言ったけどさ
まさか、本当に聞く？
だってさ・・・ほら・・うん
俺もさ、その俳優とは面識あるし・・
そこでAが奥さんに聞くとするじゃん、
仮にだけれども・・・」
「うん」
「そうなるとさ
『櫻井翔の妻がベッド―シーンが気になって聞いてきた』ってなりかねぇだろ？」
「ん？それなんか変じゃない？
ベッドシーンが気になって話聞くのではなくて
ドラマでだんなさんのベッドシーンを見た妻はどう思うのかって話じゃん」
・・うーん
「でもなんだかわかんないんだけどさ、ちょっと恥ずかしい・・・」
「どうして？」
「あ・・・いや
その・・・A？俺に不満？」
「え？どうしてそうなるの？」
「あ、いや、最近忙しくてさ・・
その・・・ちょっとお相手してあげてないなぁなんて？」
・・・
「別に」
「は？」
いや、そこは、さぁ
正直に甘えてくれてもさぁ
「大丈夫、今の翔くんで間に合ってるから」
「ははは、なんだよ
それ・・・」
「ん〜忙しいのは、お互い様だからこうやって、普通に会話できるっていうのも、
心満たされるもんよ？」
「まぁ、だったらいいだけど」
「あ。もうこんな時間、用意しきゃ」
と、慌ただしくなったA
「なぁ・・・」
「ん？」
「やっぱり会うの？」
「え？」
・・・
・・・
「あ・・・いや」
そう言うと
手を停め、俺の方に近づく
そして、チュッと音を立てて俺にキスをする
「ふふっ。わかってる
私も、翔くんがもし昔の彼女と仕事で会うってことになったら
私もヤダもん」
「え・・・」
「いたでしょ？翔くんにもそんな女性が・・・」
そう言って笑ったA
そう言われると
心の奥に閉じ込めていたままになっていた
リンの笑顔を俺は思い出した
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aya(プロフ) - 紫姫さん» ほんとに、その通りです笑 紫姫さんお疲れ様です！ (2019年7月23日 0時) (
レス) id: 3c3d254d07 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - のんさん» ありがとうございます。あははどっちに転がそうか、この時点では少し悩んでおりまして。まだ悩んでます・・え？書いててよく寄り道しちゃうんです私ｗ (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» おおっｌオールドミスいましたかｗ。もうまさに、その方です。ｗ学校あるあるです (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ayaさん» 思春期男子の汗臭い、この想い書いてて、自分でも笑えてきますｗ性別もちがえば、年齢も違う、よく書いてるな紫姫って自分で褒めてますｗ (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - どっちに進んでも面白い展開になりそうですねぇ。 (2019年7月20日 12時) (レス) id: c3a42504dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年7月1日 23時
