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「えぇ、マジかぁ、いいいよね、俺さぁ
本当好きなんだよね」
「ていうか、ほらここでも、趣味似てるじゃん・・・
もう、付き合っとけば？」
なんて、冷やかされるも
「ばーか、そんな簡単に付き合えるか」
とサラッと流す
「でも。そうだよね・・・
サクの場合は、そうなるか・・・」
「え？じゃあ、サクは誰ともつきあったことない？ってこと？」
と、さとみが驚く
「んなことねぇわ、
一応、人並みにあるわ」
となぜか、全力で否定に力が入る俺
まわりの野郎どもは、俺のことをよく知ってるから、ただケタケタ笑う
「そう、でも、長くは続かないんだよなぁ、サクは」
そう言って
さらに大笑いする
俺は、そのうち、余計なことまで言われるのではないかと思い
ヒヤヒヤする
なぜか・・
リンには、余り聞いてほしくなかったからだ
「別に俺が悪いんじゃねぇって・・・
向こうから別れていくんだから、しょうがねぇじゃん」
「それって、
逆に、何か原因があるから、離れていくんじゃないの？」
さとみの一言に
「違うよ、たぶん
それってさ、もともとスタートから、
サクのことが好きで付き合ってるんじゃなくて、
サクのバックボーンに興味があって近づいてきているだけだろ
現実見て、多分離れるんだろ、きっと」
そっかそっかと頷く
「おいっ、それって俺がさ普段イケてないみたいじゃね？」
「だって、そうじゃん・・・」
そう言って大笑いする
「普段から俺イケてるわ」
「はいはい、自分で言っちゃうところがね・・・
もうすでに残念なところだよね・・」
そう言ってさらに爆笑する
「でも、それでいいんじゃない？
あぁ、私は、その・・ごめん、そのイケてるところ見たことないから、わかんないけど・・・
こうやって、素の状態のまま入れる場所があるんだから・・」
そう言ってわらったリンに
「確かに・・ていうかおまえさぁ、
本当、俺こんなんじゃないからな」
と突っ返すけれど
確かに、リンの言うとおり、
普通に素でいられる場所があるっていうのが幸せなことなのかもしれない
「あ〜なんか暑くなってきたから、私、川入ってこようかな・・」
と、さとみが言い出し
立ち上がって、川へとゴロゴロした石の上を、バランスを取りながら歩いて行く
そして、振り返り
「リンも行こっ」
と手招きをした
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aya(プロフ) - 紫姫さん» ほんとに、その通りです笑 紫姫さんお疲れ様です！ (2019年7月23日 0時) (
レス) id: 3c3d254d07 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - のんさん» ありがとうございます。あははどっちに転がそうか、この時点では少し悩んでおりまして。まだ悩んでます・・え？書いててよく寄り道しちゃうんです私ｗ (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» おおっｌオールドミスいましたかｗ。もうまさに、その方です。ｗ学校あるあるです (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ayaさん» 思春期男子の汗臭い、この想い書いてて、自分でも笑えてきますｗ性別もちがえば、年齢も違う、よく書いてるな紫姫って自分で褒めてますｗ (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - どっちに進んでも面白い展開になりそうですねぇ。 (2019年7月20日 12時) (レス) id: c3a42504dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年7月1日 23時
