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今日は大雨のせいか、それとも、朝早いせいか
いつもよりさらに人が少なかった
いつもの場所、
そう、俺らがここをたまり場に選んだ理由
ここはこのキャンパス内でも離れている理工学部棟で
ほとんどの学生がこの第6校舎まではこない
だから、比較的、空いていて
俺は周りを気にすることなく過ごせることができた
俺は
大概座る席が決まっていて。
かばんを置き、
そして、
さすがに、何も買わず、そこにいるのは、気が引けるので
少し背伸びして、アイスコーヒーを買って
座った
そして、
そこの冷房が、雨で張り付いたシャツに当たり
急に身体が冷え
どうして、わざわざアイスコーヒーを買ったのか
後悔した
窓から外を見ると
さらに激しく雨が降り込んできた。
ここは、建物で言うとちょうど地下に当たり
外のテラスが
1階分、低くなっているせいか、
地上からの雨をも、階段を伝い流れて滝のように見えた
俺はその風景をボーっと見ながら
それと同時に、この雨でずぶ濡れになった下着が透けた状態のリンを思い出し
心の奥がザワザワと騒ぎ出した・・・
下着姿の女なんて見慣れてるはずなのに
俺は
それをかき消すように
水滴が付いたグラスを手に取り、ストローで一気に、吸った
すると、頭の奥がキーンと痛くなり、
思わず、下を向き鼻をつまんだ
すると
カタっという音が聞こえ、
俺が、顔を上げると
そこには、見慣れた派手なTシャツをきたリンが立っていた
「・・・」
俺の心がうそみたいにドキドキしていた・・・
いつもひとつに髪を結んである、
リンが濡れた髪を下ろしていたからだと、
俺はその時、心の中で言い聞かせた・・・
「タオルとシャツ・・ありがとう」
少し顔を赤らめたリンに
「別に
目のやり場に困っただけだよ」
と素直に慣れない俺・・・
「洗濯して返すね・・・」
と言ったリンに
「あぁ。」
と言ったけれど
「いや、ごめん、タオルだけ、今返して」
とそっけなく言う
「え・・・」
「あ、俺も濡れてるか、」
と言うと
あ・・
と気が付いたように、
カバンの中から、タオルを俺に返してくれた
俺は、それを頭の上に置き、
ガシガシと拭いた
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aya(プロフ) - 紫姫さん» ほんとに、その通りです笑 紫姫さんお疲れ様です！ (2019年7月23日 0時) (
レス) id: 3c3d254d07 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - のんさん» ありがとうございます。あははどっちに転がそうか、この時点では少し悩んでおりまして。まだ悩んでます・・え？書いててよく寄り道しちゃうんです私ｗ (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» おおっｌオールドミスいましたかｗ。もうまさに、その方です。ｗ学校あるあるです (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ayaさん» 思春期男子の汗臭い、この想い書いてて、自分でも笑えてきますｗ性別もちがえば、年齢も違う、よく書いてるな紫姫って自分で褒めてますｗ (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - どっちに進んでも面白い展開になりそうですねぇ。 (2019年7月20日 12時) (レス) id: c3a42504dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年7月1日 23時
