＊ ページ15
俺は、とりあえず、そのまま風呂場に行き、
湯をためる
ごーっと、湯がではじめる・・・
それを、俺は、ゆっくりと眺めていた
別に、意味もなくただ・・・・
その出てくる付近だけを、見続ける・・・
水面が少しずつ上がり、
そして、その音も形が変わるように、変化していった・・・
でも、俺は、どうすることもなく、
見続ける・・・
やがて、その水面が、
湯船の２０センチ下あたりで、
自動的に止まった・・・
まだ、水面は揺れている
止まった途端に、
この浴室も、静かになり・・・
そして、急に孤独という得体の知れない物が俺を襲い始めた・・・
壁の向こうで、カタンと音がし
俺は、現実にもどされる
おそらく、隣の家の住人が、何かを倒したんだろうか
俺は軽く息を吸い・・・
思わず、振り返った・・・
誰もいないAの部屋・・・
俺は、
浴室からでて、
そして、Aがいつも、気に入って使っている
柑橘系のバスソルトを、棚から出し
それを、浴槽に入れた
湯気とともにたちこめる、
かんきつの香り
それは、俺らの日常を取り戻すようだった・・・
そして、
いつもの棚から、バスタオルをだし
とりあえず、
Aが翔ちゃんを前にして、
俺に言ったことを１つずつしていく
・・
・・・
そこまでAは考えていなかったのかもしれないけれど、
そのひとつひとつが、
俺らの日常だった・・・
俺は、
最後に
「いつもの場所にある」と言っていた部屋着を取りに、
今度は寝室へと戻った
そういえば・・・
俺は、この家に来て、
自分で、部屋着を出したことがなった・・・
いつも、なんだかんだ言いながらも・・・
Aは用意して、おいてくれていたから・・・
俺は、その「いつもの場所」まで歩いて行き、立ち止まる
そう確か、いつも、Aは、俺の部屋着を、
このクローゼットの中の、
衣装ケースのような引き出しに、しまっていたはず・・・
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紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» 爆 ( ・_・)ノΞ●~* (2019年6月12日 12時) (
レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
和紀☆(プロフ) - 紫姫さん» しょ・な・い（はぁと）爆 (2019年6月12日 12時) (レス) id: 9ae5b47bd8 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» あはは。あたしたちの関係ってw (2019年6月12日 10時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
和紀☆(プロフ) - 紫姫さん» くはwだめよw寝てない事バラしたらあたしたちの関係がばれちゃう（はぁと）w そしてシークレットもやっと読めた＼(^o^)／てか、寝たよ、うん、寝落ちたからねw大丈夫！紫姫に比べたら体調いいからw (2019年6月12日 9時) (レス) id: 9ae5b47bd8 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» え？和紀？ダメじゃん、こんなの読んでる場合じゃないでしょうが、寝てよ。昨日も寝てないじゃん。 (2019年6月12日 9時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年1月28日 22時
