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「そうでしたか・・・
さすがです・・・
僕なんか、この子が何を考えているのか、
それどころか、今日こうやって二人で出るのも初めてで、じつは、緊張しちゃって」
「櫻井様は、お忙しくいらっしゃるから仕方ありませんよ、
私だって、自分の娘の時は、
余裕なんてありませんでしたよ・・・
孫だから、今となって、ようやくわかってきたという感じです。
こちらの、リングですが、
お調べしたところ、9号ですので標準なので
本日ご用意できますが・・・
あと櫻井様の分を計らせてもらいますね
お手を失礼します」
そう言って、今度は、鍵みたいに連なっているたくさんのリングの一つを俺にはめる
するとそれがピタリと嵌まり
「すごい・・ぴったり。よくわかりましたね」
「まぁ、長年たくさんのお客様の指を見てきているので、
大概のサイズは、わかるようになりました。
櫻井様の指ですと、
こちらも本日ご用意できるかと思います」
「本当ですか」
「ええ、あと先ほど言っていたメッセージも、こちらで掘ることも可能なので」
「サンプルお持ちしますか？それとも、何か
お決めになっていることば、ありますか？」
あ
いや
うん
あるっちゃ
あるんだけど
「何かおありなんですね」
「いや、改めると恥ずかしいものですね」
「かしこまりました。では、こちらに書いていただけますか？」
メモとペンを
これもまた、スーツのうちポケットから出してくれる
すると、不思議なもので、恥ずかしさが少し薄れ
俺は
そのメモに
『Keep smiling next to my life.』
と走り書きをした
「僕のとなりで笑っていてください・・・ですね、
いい言葉ですね、かしこまりました。
すぐに掘りますね」
そう言うと、
そのメモと一緒に、トレーごと運ばれて行った
『Keep smiling next to my life.』
なんか。プロポーズみたいじゃん
自分で決めときながら
今更ながら、顔が赤くなっていくのがわかる
そんな俺を不思議そうに見ている天
「いいから、あまねはお茶飲んでて」
そう言って頭をなでた
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紫姫(プロフ) - さやさん» さやさん、１日の楽しみに、私の作品を選んでいただいてありがとうございます。今パスをはずしましたので、よかったらお越しください。 (2019年12月30日 0時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - さつきさん» さつきさん、ありがとうございます。今パスをはずしたので、よかったらお越しください。いつもありがとうございます (2019年12月30日 0時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - とっても面白かったです、毎日寝る前やバイトの合間の楽しみにでした。続きがどうしても読みたかったです。良ければパスワードを教えて頂きたいです。これからも応援してます！ (2019年12月29日 18時) (レス) id: d192ade53d (このIDを非表示/違反報告)
さつき(プロフ) - 追想-TUISOU-Secretな彼女番外編のパスワードを教えて頂けますか？いつも楽しみに読ませて頂いています。良かったらお願いします。 (2019年12月29日 2時) (レス) id: acec7bc7ad (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - kotoneさん» 珍しく、連日書いてますｗたぶん、書くことで少し私自身心を落ち着けたいのかもしれませんねｗ (2019年3月27日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年1月23日 0時
