12 ページ33
「ありがとうございます。
意外と・・・その、シンプルなんですね」
「えぇ、実はこの部屋の調度品も、私どもの会社の商品でございまして
今からお見せする、リングなど見るときに、
周りの視界が邪魔にならないようにさせていただいてます」
「へぇ、そうなんですね・・・」
俺は、その部屋を見渡した
「どうぞおかけください、すぐにご用意させていただきます」
「あぁ。ありがとうございましは」
俺は、天を抱いたままそのソファーに座った
天が降りたそうにしていたけれど
「だめだよ・・クックはいてないから」
というと、不思議そうな顔で俺をみた天
「櫻井様が、よろしければ、はだしで歩かされても、大丈夫ですが
もしよければ・・・」
そう言って、入り口のところにたっている、黒のスーツに身を包んだ女性に
耳打ちをすると
その女性はすぐに
部屋をでていった
ものの1分もしないうちに、
大きなトレーを持って、
俺の前にかがんだ
そのトレーのうえには、
綺麗な空色のベビーシューズが乗ってあり
「サイズがあえばいいのですが」
と
そう言ってほほ笑んだ
俺は、一瞬どうしようかと思ったけれど
一度履かせてみることにした。
だってねぇ
ここは、まぁ言っても、
高級ブランドではあるんだから
そのねぇ
「お高いんでしょ」
みたいなのが、心の隅に・・・
でもなかなか、断りにくいこの状況
「あまね、ほら、クック履いてみようか」
そう言って、俺は、天にその空色の靴を履かせてみる
・・・
・・・
うっわ
かわいいすぎるだろ・・・
サイズもぴったりじゃねぇか
そして
「ぴったりです。このまま履かせておきます」
っと言ってしまい
しまったと思った時には
「かしこまりました。」
と、男性はにっこり笑った
床におろしてもらってうれしいのか、
トコトコと歩き回った天
「おいっ、あまね、ジッとしとかないと」
俺がそういうと、
「あまねちゃんと仰るですね・・・
お名前は櫻井様が？」
「えぇ、上の子どもが、「龍」という漢字を使っているので、この子には「天」
とかいて、あまねと名付けました」
「なるほど・・・いいお名前ですね」
そう言ってほほ笑んだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1371人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫姫(プロフ) - さやさん» さやさん、１日の楽しみに、私の作品を選んでいただいてありがとうございます。今パスをはずしましたので、よかったらお越しください。 (2019年12月30日 0時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - さつきさん» さつきさん、ありがとうございます。今パスをはずしたので、よかったらお越しください。いつもありがとうございます (2019年12月30日 0時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - とっても面白かったです、毎日寝る前やバイトの合間の楽しみにでした。続きがどうしても読みたかったです。良ければパスワードを教えて頂きたいです。これからも応援してます！ (2019年12月29日 18時) (レス) id: d192ade53d (このIDを非表示/違反報告)
さつき(プロフ) - 追想-TUISOU-Secretな彼女番外編のパスワードを教えて頂けますか？いつも楽しみに読ませて頂いています。良かったらお願いします。 (2019年12月29日 2時) (レス) id: acec7bc7ad (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - kotoneさん» 珍しく、連日書いてますｗたぶん、書くことで少し私自身心を落ち着けたいのかもしれませんねｗ (2019年3月27日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫姫
| 作成日時：2019年1月23日 0時
