＊ ページ38
「だって・・１０年近くつきあってるんでしょ・・・確か」
「え・・ちがっ」
「そっかぁ、でも本当Aってさ、綺麗になったよね・・・
高校の頃なんて、
本当真っ黒だったもんね」
「・・・だから、それは」
そう言いかけた時
「しょうがないだろ？自転車で、あの坂道を毎朝駆け上がってたんだから」
と翔が笑った
「そうだったわ、A意外と体力があるんだよね〜
でも、そっかぁ、この綺麗さは櫻井のおかげかぁ・・・
櫻井も変わったもんね、当時のチャラチャラ感が全く無いっていうか
もはや、別人、いい男になったわ
まぁ、いい男の横には必然的にいい女になるってことか
へぇ・・・Aがねぇ」
「ほめても何もでねぇよ」
沙紀と翔のテンポのいい会話のきっかけがつかめない、
「ふーん、ところでさ、ずっと気になってたんだけど・・・」
そういって私たち二人を見た沙紀
「噂だったんだけど、2人さ、高2のとき
駆け落ちしたって、本当？」
・・・
・・・
私は、思わず、翔の顔を見た
すると、大きな声で笑い出した翔
「ははは、んだよ、俺らの知らないところでちゃんと噂になってんじゃん、
おっかしいなぁ、誰にもばれずに一応は計画して行動はしてたんだけどね」
「え・・・本当だったってこと」
そういわれ、翔は笑いながら私をみて
「あぁ、マジマジ。
俺も若かったからね。もう必死なわけ」
あははは
そのテーブルに笑いが包まれる
「で、どこに逃げたの？」
「京都」
「うそ、マジで」
「マジで・・・なぁA？
まぁAには、そんなこと言ったら、やめるって言い出しかねないから、
普通にデート装って。東京駅に連れ出して、そのまま有無も言わさず、新幹線乗せたからね」
「あー、わかるわかる、一応この子優等生だもん」
私以外で盛り上がる、このテーブル
でも、それも懐かしくて
「でも、ちゃんと付いてったじゃん」
そう言うと
「だな」
そう言って優しく微笑む翔
「ちょっとちょっと、もうそこっ、やめて
こっちが照れるから」
「違う違うそんなんじゃないよ、本当だって・・・私」
今は違うからって
言おうとした時
「そうそう、マジであの時さ、
もうシアトルに行くのが決まってたんだよね、
だから、こっちは必至だよね。
だって、シアトル行を阻止しなきゃなんねぇから」
・・・・
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凜(プロフ) - ああああ！！！！待って！今頃読んでいる私を許して下さい汗、そして、翔くんとニノのバチバチさが…んもぉ！すきっ！です！！！ (2018年8月29日 20時) (
レス) id: ea7207ff5a (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - フミちゃんさん» ハラハラドキドキが最後まで続きますように、書いていけたらと思いますｗｗｗ (2018年8月23日 22時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» わ〜、おひさしぶりです♪いつもありがとうございます、３人の心情の移り変わりを高校時代から綴ってるので、たまに混乱してしまうこともｗｗｗラストにむかって、がんばります。 (2018年8月23日 22時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 葵衣さん» いつもありがとうございます、おっと、今度はニノ担の翔くん派・・・いい感じです、書き手として最高です、これからもよろしくお願いします (2018年8月23日 22時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - keiさん» 続きは次の章へ（２回目）ｗｗｗいやぁダメだ、ビクビクしてる・・・ (2018年8月23日 22時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2018年7月24日 22時
