おかしい ページ18
別にシたく無かったわけじゃない、
お互いに忙しかったのと、
それに産後、どれぐらいで回復するのかわからないまま
キスさえも、挨拶程度で終わらせてしまっていた。
Aの気持ちもわからないし、俺の気持ちもはっきりさせないまま
時間だけがすぎていって、半年
このままだと、本気でシなくなっていっていまいそうだった
「別に・・・試してるわけじゃないよ？」
「いや、試してるでしょ・・・」
そう言って、俺は買って来たアルコールのプルトップを開けて、
一口飲んだ
静かな部屋で、俺のゴクリという喉が鳴る音だけが聞こえる
缶を、机の端に置き、
そして、コートと、スーツの上着をベッドの上に脱ぎ棄てた
そして、ポケットから、すでにここに来る前にはずしたネクタイもその上に投げた
「翔くん・・・今日本当なんか変だよ。
何かあるんだったら、ちゃんと話そうって言ったじゃん」
間接照明に照らされたAの影が壁で揺れる。
「いいよ、別に・・・」
そう言って、缶をとりまた一口含んだ。
「よくないよ」
そう言って座ったままだからか、
上目づかいで俺をみたAに、少しカチンと来て
「そもそもさ、ここに来ること俺に先に言うべきだろ、
いろいろ忙しいのはわかってんだけどさ、連絡つくまでしてこいよ、
それに、何？あれ？、
アントニオだかなんだか知らねぇけどさ、おかしいだろ」
「おかしいって？何が」
悪気なさそうに言うAに無性に腹が立ってくる
「何がって、おまえもそんな気安く他の男に触らせてんじゃねぇよ」
そう箍が外れ、堰を切ったように俺は話す。
「別に触らせてるわけじゃないし、ビジネスだし。」
「はぁ？
ビジネスだったら、何されてもいいわけ？それじゃ、枕営業と一緒じゃねぇかよ、
ていうか、まさか、おまえすでにヤッたとか？
まぁ元カレだし？
相手はおまえをどうしても手に入れたいみたいだし？」
そこまで言った途端に、Aが立ちあがって、勢いよく、俺を顔を叩こうとして、手をあげたが、グッとその手のひらを握り閉めてそのまま下におろした
「そう、俺は商品だもんな」
別にそんなこと言いたいわけじゃないのに、口から勝手に出てしまう
まっすぐに俺を見ていたが
Aの目から大きな涙が一筋頬を流れた
「言いたいことはそれだけ？」
震えながらそう言ったA
「あぁぁ、それだけ、逆にAは無いの？」
立ち上がったままAは唇をかんだ
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紫姫(プロフ) - yuriさん» ありがとうございます。そう言っていただけると、うれしいです。こちらSecretは、ネタが間取り次第再会でればいいなぁと思ってます。いつになることやらwww. (2018年5月10日 23時) (
レス) id: b7a52fdc9b (このIDを非表示/違反報告)
yuri(プロフ) - こんばんは！翔くんが幸せそうで幸せそうで^ ^またいつか続きをとっても楽しみにしてます！新作ももちろん読みます！ (2018年5月10日 21時) (レス) id: 94bdaf4c21 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuriyuriさん» とりあえず、この場所は私にとったら、本当ようやく見つけた居場所みたいなところなので、できる限り、続けていけたらって思ってます。少しずつですが、不器用な彼が幸せになっていくのを 伝えれてよかったですｗｗｗ (2018年5月6日 23時) (レス) id: 40b4a7f81f (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ともさん» どうも私の書く翔くんは、どちらかというと、残念な翔くんでしてｗｗｗ。楽しんでいただけたら、うれしいです (2018年5月6日 23時) (レス) id: 40b4a7f81f (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - Sara xxxさん» むふふふーん。かなり、ぷんぷん匂わせておきましたので、よろしくお願います。いや、だって、このシリーズはおそらく、ネタがつきそうにないですｗｗｗ (2018年5月6日 23時) (レス) id: 40b4a7f81f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2018年2月21日 23時
