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ドアを開けたら、さらにその甘い香りが廊下まで流れ込んだ。
うん、甘い香りと言うか、
少しローストされてんじゃねぇのか？
ははは
ドアの隙間から、目を真っ赤ににしてのぞいたかぐやの頬や
髪、そして、服や手もとりあえず、あちこちに、茶色の少しかたまりかけたチョコが
付いていた。
・・・
・・・
「爆発でもしたか？」
俺がそう言うと
「ちゃうっ」
と即答してきた。
それがおかしくて
はははははははははと
心から笑ってしまう
「ちゃう・・ちやうもん・・・」
泣きながらそう答える
そもそもなんで、関西弁になるんだか
この「違う」って言う言葉は、未だにちゃんと発音ができないようだ
でも、それが、俺にはツボで
ははははははは
笑いがこみ上げてくる
だってさ
もうほんとう、かわいいんだ
はははははは
「ちゃう・・・も・・・」
あ、ダメだダメだ、コレ以上はまたかぐやが泣いてしまう
その時だった・・・・
ススキ野原のほうから、
かぐやのスマホが鳴りだした
それに反応して
ようやく開いたと思った１０センチのドアの隙間も閉じられてしまう
「って、おい、ちょっと待って」
そういって、ドアノブに手をかけるも
時はすでに遅し
また、そこは開かずの扉にになってしまう。
あぁっ
また振り出しに戻るか・・・
何やら、ドアの向こう側で何かしてる様子
俺もそのドアに背中をつけ、座り込んだ
たった３センチ程度のこのドア越しに
今、俺とかぐやは背中合わせだ
俺自身のスマホを取り出すと
メッセージを知らせる緑色のランプが光っていた。
俺はタップして開くと
それはニノからで
”閉めだしくらってんだって・・・
お気の毒さま”
と入っていた
俺は、そんなわけあるはずもないのに、
キョロキョロと、まるで下手な芝居のように周りを見渡した
そして、すぐにこのドアの向こうでかぐやに連絡を取ってる相手に気がついた
・・・
・・・
あかりちゃんか
あかりちゃんはニノの双子の片割れだ
そして、おれが好きだった子
今はそんな恋心なんかすっかり忘れるくらい
俺はこのかぐやから目が離せないけど
かぐやもまたこのあかりちゃんが、１番の話せる相手だ。
おそらく、かぐやは、実の姉ちゃんと
このあかりちゃんと重ねているのかもしれない。
何かあれば、何でもこのあかりちゃんに相談しているようだ
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とも(プロフ) - 親になっても何年経っても二人きりになった時にはイチャイチャ出来るって素晴らしいな。翔さんの甘えてる姿もなんだか新鮮でニマニマしちゃった(笑) (2019年2月23日 11時) (
レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
*-eni-*(プロフ) - あのショコラティエはエロいけども、チョコ作ってる時はエロくないよね(笑)( *´艸`)翔さん手取り足取りされたらやなんだもんねぇか〜(*´∀｀)σ)))))*3ﾟ)もぉー主人公ちゃんの事大好きなんだからぁーー！！♪ (2019年2月22日 0時) (レス) id: 1b38e8b576 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» これは愛なのか何なのかw (2019年2月22日 0時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
和紀☆(プロフ) - 紫姫さん» ありがとぉ！なかなかみんな言えないままだろうなーっておもってあっちで報告した^ ^ 教えてよーって結構なるよねwそして紫姫のしょーさん愛が溢れてるもんね(//∇//) (2019年2月21日 23時) (レス) id: 9ae5b47bd8 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» まあ、私の中では一番書きやすい方だからw。 (2019年2月21日 20時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2018年2月13日 23時
