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あぁぁぁぁほら、心の声漏れてんじゃん、
俺、ダメなやつじゃん
「あ、え？聞こえた？」
「聞こえたわ、思いっきり」
あぁぁ、聞くんじゃなかった
「何？翔くん、気になるんだ」
「・・・」
「そっかぁ、意外だった。」
「・・・」
だって、俺の心の中のカフス男が
俺を支配していくんだから、
仕方無いじゃねぇかよ
ふぅ・・・と軽くため息をついたあかりちゃん
「Aさんの彼氏かぁ・・・たぶん、あの人だと思うんだけど、
そもそもAさんてさ、学生時代から、本人は気づいてないかもしれないけど
かなり、モテてたからなぁ・・・」
も
モテてた
ま、そうだろうな、
顔よし、スタイルよし、性格よし、
頭もよければ、料理もできる
しいて、悪うところは、頑固なところだ
「あの人？」
「気になる？」
「いや、別に・・・気になんねぇよ」
「思いっきり気になってるじゃん・・・
ふふ
たぶん、メディア関係の人だったと思う、少し年上、
ほら・・・翔くんはわかると思うけど、
Aさんって、しっかりしてるようにみえるけど、本当は甘えてたい感じの性格だから」
え・・・そうなの？
俺の前では全然そんな素振り見せねぇけど
「だから、少し年上が合ってたんじゃないかな
・・・って、え？ちょっとっ
そんなにあからさまに落ち込まないでくれる？」
「いや、だって、年上が良かったんじゃないかって・・・言ったよね今。
俺、めっちゃ同じ歳だし、
それにそんなにあいつ、甘えてこないよ・・・いつも一人で決めちゃうし」
あぁぁ、
あかりちゃんの前だと、堂々とヘタれな所が見せれるからありがたい
「いや、でもほらそれはさ、昔の話だから・・・」
「ソイツってさ、カフスが似あうような男だった？」
「カフス？カフスって、あのカフスボタンのカフス？」
「そう・・・」
「どうだろう・・・
でも、ゼミで、確かにAさん、
失踪する前、どんな男の人がタイプなんですか？って聞いたことがあって、
その時に「そうだな、カフスが似あうような落ち着いた人かな」って言ってたなぁ。
その時、うわぁ、オトナだぁって、友達と言ってたもん。
だってさ、和にカフス・・・考えられなかったもん、当時。」
・・・
・・・
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紫姫(プロフ) - ともさん» ありがとうございます。この作品は２時間くらいで書き上げちゃった分なので、何だろうテンポがいいながらも。相変わらずの残念な翔くんが１人ただただ右往左往 してるだけという話何ですが、紫姫も好きですwww. (2018年5月11日 7時) (
レス) id: b7a52fdc9b (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - もぉー感動で号泣です(*≧∀≦*)翔くんの嫉妬が何だったの？って感じで(笑)奥さんはずーっと翔くんを愛していたんですね( 〃▽〃) (2018年4月28日 16時) (レス) id: b4753fc97a (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - じぇいめろさん» 感動していただいて、ありがたき幸せwこの二人は意外と強めの絆がありそうで無さそうで、不器用な夫婦なんですw (2018年2月3日 20時) (レス) id: b7a52fdc9b (このIDを非表示/違反報告)
じぇいめろ(プロフ) - 紫姫ちゃん、忙しくて中々ツクール読みに来れなくて、やっとHB企画読めました。わーん(T_T)感動だわ。ホント素敵なお話でした。10年の想いがちゃんと届いてほんと良かったー (2018年2月1日 22時) (レス) id: f44993a33c (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuriyuriさん» あはは、かわいいをたっぷりどっさり、切なさをスパイスに詰め込みましたw (2018年1月29日 5時) (レス) id: b7a52fdc9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2018年1月24日 6時
