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バタン
扉を閉めると、
そこに広がる風景は、1度見たものなのに、
さらに違って見えていた
異国独特の、部屋の香り
壁も、
白ばかりの壁紙の日本とは違って、壁にはツタのフレスコ画が描かれていた
ベッドカバーも鮮やかで
それだけでも全く自分のいる世界とは、別世界なんだと実感する
そして、さっき見た時より、心なしか部屋が冷たく感じ
私は、窓際にあるオイルヒーターのスイッチを入れた
私は、そのまま、大きなベッドに腰を掛けると
スプリングが良くて、バウンドした。
「はぁ」
私は、そのまま、ゆっくり息を吐きながら大の字に転がり
翔さんから受け取った部屋着を横に置いた
私の目の前には天井
よくみたら、細かな細工が施されていて、
「本当に、これが普通の生活？」
とつぶやいてしまう
よく見たら、
この建物自体は、かなり古そうな家で
それこそ、
昼間言っていた翔さんの
「リノベーション物件」という言葉がよみがえる
もしかしたら、このポルトガルもヨーロッパ諸国同様１００年、２００年の家を
そのままリノベーションしてうけつがれているのかもしれない
そして、私は、そのままゆっくりと
目を閉じると、
この静寂の中で、部屋の外からは、いろいろな音がいまだに聞こえていた
・・・
・・・
ダメだ、
このままだと、いらないことばかり考えてしまいそうだった
とりあえず、先にお風呂に入ろう
私は、
少しダルくなった身体をを起こし
さっき翔さんが、運んでくれたスーツケースを、
部屋の奥まで入れ、
開けた
フフ
確かに、スカスカかも
その中から、下着だけを出す
下着だけは、少し多めに持ってきていたけれど
いつまで、滞在できるかわからないから、
手洗いしていた方がよさそうだなと思い
ベッドにおかれた部屋着を持ち
シャワールームへと向かった
シャワールームに入ると、
ご丁寧にも、バスタオルやフェースタオルが洗面台脇に積み重ねられていた。
おそらく、気が利くベリーナが全て用意しくれたんだろうと思いながら、
私は、服を脱ぎ
小ささなバスタブに入った
そして、シャワーのコックを捻る
どうしても、海外の、シャワーは、使い勝手がわからず
最初の、自分に適した温度設定ができないまま
突然のシャワー口からの、水の勢いに慌ててしまう
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紫姫(プロフ) - まーちゃんさん» こーなりました・・・あは。それが、紫姫わーーーーるど♪ (2019年6月5日 23時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - あやさん» ドキドキにへにへしながらｗいつもありがとうございます。ちょっと拗らせてみましたｗｗｗ (2019年6月5日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆめさん» 少しスパイス投入してみました。ここから、ラストまで、楽しんでいただけたらと思います。 (2019年6月5日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
まーちゃん(プロフ) - きゃーーー！ついに進展ですね！どうなるの？翔さんなんて言うの？気になります！！次回も楽しみにまってます。 (2019年6月5日 20時) (レス) id: 8fb0672773 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 毎回ドキドキにへにへしながら拝見させていただいています。いいなぁ… (2019年6月5日 4時) (レス) id: 0f8d7fa212 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年5月17日 0時
