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しかし
翔さんについて行ったところは、
私が想像していた場所とは、
全く違っていた・・・
その広い場所を、すり抜けるように歩いて行き、
そして
シルバーの車の前で止まる
そして、翔さんが、近づくと、
ピっとその車は音を立てた、
そのまま、翔さんはその車の後ろに立ち
トランクを開けた
「手、離すよ」
と言って、私との手を離し
「よいしょ」
と、少し重めのスーツケースを、持ちあげ、
そのトランクの中にしまった・・・
私が、キョトンとしていると・・・
「あぁ、これ、俺の車だから、安心して・・・」
「・・・え？」
「ルート変更、
助手席乗って？」
え？
私が慌てて、乗り込もうとすると
「あはは、Aそっちじゃない、こっちだよ。
何？運転してくれるの？
あははは」
そう言って、
反対側に回って、
右側もドアを開けてくれた翔さん。
「どうぞ・・・こちらですよ、レディ？
ほんと、きみは世話がかかる」
私は、真っ赤になってしまった
「もう、からかわないでください・・
本当、ちょっと間違っただけです」
そう言うと、くくくと肩を揺らしながら、
「ちょっとね」
運転席側に回り、車に乗り込んだ
「さてと・・・行きますか？」
そう言って、エンジンをかけて、車を走らせた翔さんに
私は、あることに気づく・・・
「・・翔さんって
旅行でここに来てるんじゃなかったんですね・・・」
「・・あぁ、やっぱり？
君は勘がいいから、バレちゃったか・・・」
車でこのシントラ駅まできて、
わざわざ、バスに乗り換えて、ロカ岬まで出向き
私と会った・・・
そして、次の目的地まで、
この車ではなく
電車を利用しようとした翔さん・・・
きっと、私に、知られたくないプライベートがあるんだと思い、
私は、それ以上私は聞くことをやめた・・・
「あ、ポルトガルってさ、
人種的に、のんびりした感じするけど、運転は日本よりもかなり荒いから、
ちゃんとシートベルトしてね」
そう言って、車のエンジンをかけた
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紫姫(プロフ) - まーちゃんさん» こーなりました・・・あは。それが、紫姫わーーーーるど♪ (2019年6月5日 23時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - あやさん» ドキドキにへにへしながらｗいつもありがとうございます。ちょっと拗らせてみましたｗｗｗ (2019年6月5日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆめさん» 少しスパイス投入してみました。ここから、ラストまで、楽しんでいただけたらと思います。 (2019年6月5日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
まーちゃん(プロフ) - きゃーーー！ついに進展ですね！どうなるの？翔さんなんて言うの？気になります！！次回も楽しみにまってます。 (2019年6月5日 20時) (レス) id: 8fb0672773 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 毎回ドキドキにへにへしながら拝見させていただいています。いいなぁ… (2019年6月5日 4時) (レス) id: 0f8d7fa212 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年5月17日 0時
