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迷子の迷子の中也さん ページ33

『迷子の迷子の中也さんや』

「誰が迷子のチビだコラ」

  言ってないやん、チビまでは。

『あれれれれ? 自覚あるんだ〜? へえー?』

  高速道路を走る皆さんも真っ青な煽り運転ですね。 煽り運転には気を付けてね! 対策はドライブレコーダーが有効だよ!

「うぜェ・・・。 何か用があってきたんだろ? 早く話せ」

『あいよ・・・。

  エリスちゃんがさ、リンタロウに直接報告しろってさっき言ってきたんだよね』

 そういうと、中也の顔からサアっと血が引いた。 え、ウケる。

「何でエリス嬢が知ってる!?」

『え、マフィアのほとんどが知ってるらしいよ?』

  そういうと、また更に血の気が引いた中也。 面白すぎ。

「だ、だから姐さんもさっき・・・。

  今すぐ首領のところ行くぞ!」


  首根っこをひっ捕まえられ、首領執務室へ連れていかれる。 あ、足が床から浮いてる。 首しまってる。

『ぢゅ・・や・・・ゔ・・・首、締まって』

  彼氏が彼女にする扱いじゃないな。 死にそう

「あ、済まん。 大丈夫か?」

『・・・死にそ・・・う』

 意識がフェードアウトした。 絶対に私は悪くない。 中也の所為だ。

「意識飛びやがったな、此奴。 やっべ、首領に叱られる」

 Aをお姫様抱っこして昇降機に乗り込む中也。 その様子をカメラから森がじっと見ていた。



「リンタロウ? なにしてるの?」

「エリスちゃん、中也君に一寸太めの注射を刺してあげてくれるかい?」

「・・・! やってあげる」

  この会話を警護の黒服が冷汗を垂らしながら聞いていたことは誰も知らない。

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なすび(プロフ) - りとのおへやさん» 有難うございます!  これからもそう言っていただけるよう、頑張りますね! (2019年6月2日 21時) (レス) id: 6cdc79c834 (このIDを非表示/違反報告)
りとのおへや(プロフ) - めちゃめちゃ良かったです!中也オチマジで神!!!本当に、こんな神作品を読ませていただけて感謝しかないです! (2019年6月2日 20時) (レス) id: 534e38ce7a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なすび | 作成日時:2019年1月30日 21時

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