第27話 会議開始 ページ28
その場に居たロボロさん以外の全員が着席すると、ロボロさんは空中に水晶玉を幾つか出現させる。
その水晶の一つ一つには、先程のドラゴンの姿や街の様子が浮かび上がっていた。
gr「この水晶に写るのは、先程のエンドラの襲撃現場だ」
『っこんなに、被害が...』
崩れた建物。立ち込める煙の数々。
数時間前まで賑わっていた街並みが崩壊した様に、私は息を呑む。
...こんなの、核兵器と変わらないじゃん...。
思わず身震いをしてしまうが、トントンさんが背中を摩ってくれた。
rb「でも避難誘導が早かったお陰で、国民に被害は無いから大丈夫や。誰も死んでへんよ」
shp「ワイと、トントンさんとAさんが丁度街にいて良かった。って感じっすね」
tn「散々な外出になってしまったけどなぁ...」
「申し訳ない...」と、トントンさんは私に伝えてくる。
彼が悪い訳では無いので、私は必死に首を振って否定をした。
『いえ、ドラゴンが大群で来るなんて誰も思いませんし。気にしないで下さい』
gr「そうだな。チーノがドズル社の視察に行っていた事も、幸運だったとしか言えないだろう。ご協力有難う御座いました、ドズルさん」
総統閣下が先程の金髪上裸の人に頭を下げると、他の幹部の皆さんも頭を下げる。私も例にならい同じ様にすれば、相手は頭を上げるように言って来た。
dz「そんな、僕達からしたら仕事しただけですから。大体チーノさんの大声聞かなかったら、駆け付ける事も出来ませんでしたし」
ci「いや〜、ドズルさん達の前で念話して良かったぁ〜！！」
tn「まぁ、本来はそんな分かりやすい反応。念話相手以外に見せたらアカンけどな」
ci「うっ」
em「はは...本来なら、始末書もんのガバですからね。状況に救われたなぁ、チーノ君」
二人の言葉に、チーノさんはしょんぼりとし始める。
そんな彼を見たコネシマさんは、突き抜ける様な笑い声を上げながら、彼の背中をバシバシと叩いていた。
kn「ええやん、ええやん！チーノ！俺は嬉しいよ！お前はそれくらいやるんがおもろいからね！！」
ci「ぶ、ぶちょぉ〜...！」
zm「まぁ、駄目なもんは駄目やけどね」
ci「ｳｸﾞｯ！！」
ut「ち、チィーノォォオ！！！！」
『上げられた所で落とした...』
コネシマさんに褒められ、感動に目を輝かせていたチーノさんは、ゾムさんの真顔の正論ブレードで見事に撃沈した。
む、無慈悲〜...。
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つばき - 沼…決定的成功……探索者………なるほど？？？？大好きです！！！！！！！(大声) (2021年11月23日 23時) (
レス) @page45 id: f38a77f071 (このIDを非表示/違反報告)
毎日たこ焼き - ロリ妻…ｸﾞﾌｯｯｯ (2021年11月17日 20時) (レス) @page43 id: d89fb8bcc6 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 俳優の…さん何処いっちゃった…え…あの人…とソワソワしております！ (2021年10月28日 22時) (レス) @page36 id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
ソノ - 面白そうだと思ったら、くるとがさんだとは…、読ませていただきます！ (2021年10月19日 13時) (レス) id: 24deaf33a5 (このIDを非表示/違反報告)
夢屋(プロフ) - ド|ズ|ル|社の皆さんが登場するとか聞いてません。本当最高です 。有難う御座います。 (2021年10月18日 23時) (レス) @page29 id: 6a562a9c6a (このIDを非表示/違反報告)
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