○ ページ21
○ Your side
ジョングガと仲良くなってから
毎日がすごく早く過ぎ去っていき
練習中に笑顔が増え
ダンスがより心地良くなっていった
誰かと一緒に踊っている感覚がよりはっきりして
同じ体の動きを共有している瞬間
どこでも味わえない高揚感を得る
と同時に
だんだんとみんなが口にしないけど
デビューがチラついてきてそわそわしだす
みんなその自覚があるのか、練習への熱意は異常だ
その言葉を急かすように
未来を早く掴み取るために
全力で自分と戦っているのが伝わる
俺も俺で、夢が現実になりそうな日を
なんとなく近くに感じてきて
毎日早く目が覚めて早く練習室に行ってしまう
口には出さないけど、毎日焦らされているようで
早く早くと心の中で追い求めていた
もうすでに何人かは公開練習生として一歩先にいる
俺はずっと何の情報もなく非公開練習生のまま
そのことも少しは、不安と緊張の材料となっていた
PD「この8人でデビューが確定した」
この言葉を言われた時、俺はどんな顔をしていたんだろう
練習中に突然全員呼び出された時から予感していたけど
いざ言われたら非現実味があって
信じられない
横を見る
ジョングガは嬉しそうに目を丸くしていて
俺が見ているのに気づいて目を合わせてくれた
『…一緒に、デビューできるんだね』
JK「……信じていいよね？これ、現実だよね…」
少し潤んでいるジョングガの目
やばい、俺も悲しくなるからそんな目しないで
JK「え、A泣いてる？？」
『うるさい、泣いてないよ』
JM「はぁああ…やっとかぁ…！！」
TH「ねえこれ夢じゃないよねぇ？」
HO「でもこっからが始まりだからね」
JN「俺の顔が世に広まっちゃうな本格的に」
YG「………はぁ…」
RM「PDニム、本当にありがとうございます！！」
ナムヒョンの声でみんなそれぞれPDニムに頭を下げる
ニコニコしながら見守ってくれている
本当にここから全てが動き出すんだ
夢は現実となって知らない世界が広がっていくことが待ちきれなくなりそうで胸が高鳴る
PDニムの部屋をでた俺らはみんな
声をあげて泣きながらも笑顔だった
8人で横に並んで歩いていく事務所の廊下
誰の声かもわからないくらいみんな泣いて叫んで笑って
ここから世界へ繋がっていくんだ
バカだな、夢が現実になるはずないのに
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まなさん(プロフ) - 私じゃ絶対に思いつかない発想です…もっとお話が進んでからになりますが、絶対に書かせていただきますね！ (2023年1月29日 21時) (
レス) id: 3060404450 (このIDを非表示/違反報告)
まなさん(プロフ) - mockn0369さん» リクエストありがとうございます！ (2023年1月29日 21時) (レス) id: 3060404450 (このIDを非表示/違反報告)
mockn0369(プロフ) - はじめまして。楽しく拝読させていただいています！カバーステージのリクエストですが、ユンギのピアノ伴奏付きでのBest of Meのパフォーマンスをお願いします！ (2023年1月29日 20時) (レス) id: 6d25d41aea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まなさん | 作成日時：2023年1月28日 0時
