○ ページ11
○ Your side
初めてきた翌日から、本格的に練習が始まった。
あの日はたまたま自主練の日だったらしく、その後は
ダンストレーナーやボイストレーナーの方がコーチをしてくれることがほとんどだった。
ジョングクが呼び捨てを許してくれたように、年上の6人もヒョン呼びを許してくれた。
急遽入った俺が馴染めるように、毎日何かと話しかけてくれて助かっている。優しくてノリのいいヒョンたちだから、あまり表情豊かではない俺を笑わしてくれた。
でも、
唯一ジョングガだけは未だに距離を感じる。距離というか、一緒の部屋にいても「ご飯食べた？」とか「明日のレッスンなに？」とか最低限の会話しかしない。
今のままの関係でいいのかわからないけど、とりあえず向こうの調子に合わせた方がいいと思って距離感はそのままにしている。
俺が人見知りなように、ジョングガも人見知りなのかもしれない。
もしかしたら俺と関わりたく無い理由があるかもしれない。
向こうから最初話しかけてくれたけど、それもめんどくさいことを避けたいだけだったのかもしれない。
この二週間くらいで毎日どこかで考えているけど、どんな理由にせよジョングガが嫌がること、傷つくことはしたく無いから今はそっとしていたい。
周りのヒョンたちも、俺とジョングガの間にある壁に気づいたのか気にかけて話してくれる。
JM「ジョングガ、かなり重度の人見知りだから」
TH「だからと言ってAが嫌いってことはないと思うよ」
JN「遠慮して萎縮しなくても大丈夫よ」
JM「うんうん、Aも本当はジョングガと仲良くなりたいんでしょ？」
『…はい。同い年ですし同じ部屋ですし…もう少しだけ近い関係になりたいって思っちゃいます。』
練習室でヒョンたちに相談しているとき、ちらっとジョングガを見る。ユンギヒョンとナムヒョンと話しているジョングガ。俺にもあんな感じで話しかけてくれないな。
○JK side
また、喋れなかった。
本当は喋りたいけど、他のヒョンたちに比べてあんまり人になつかないAを見ていると俺が話しかけたら嫌われそうで怖い。
逆に初対面であそこまですらすら言葉が出ていた自分にびっくりする。
でもあの日はAという存在に驚いて、どうしても近くでその存在を感じたくて無意識に距離を縮めたくなっていた。
日が経つにつれて冷静になり、あれから近づきづらくなっていた。
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まなさん(プロフ) - 私じゃ絶対に思いつかない発想です…もっとお話が進んでからになりますが、絶対に書かせていただきますね！ (2023年1月29日 21時) (
レス) id: 3060404450 (このIDを非表示/違反報告)
まなさん(プロフ) - mockn0369さん» リクエストありがとうございます！ (2023年1月29日 21時) (レス) id: 3060404450 (このIDを非表示/違反報告)
mockn0369(プロフ) - はじめまして。楽しく拝読させていただいています！カバーステージのリクエストですが、ユンギのピアノ伴奏付きでのBest of Meのパフォーマンスをお願いします！ (2023年1月29日 20時) (レス) id: 6d25d41aea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まなさん | 作成日時：2023年1月28日 0時
