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色々あったが、各々朝食を食べ終わり、私は一人制服に着替え、玄関に足を進めた。
既に準備を済ませていたのか、玄関には背を壁に預け、優雅にスマホを操作させるセンラが居た。
流石イケメンだな。絵になりすぎてる。少しぐらいその美貌分けろ。
私のジメジメとした妬みの視線に気付いたのか、その煌びやかな髪をさらっと揺らしながら、「何や?」と話し掛けてきた。
『....いえ、つくづくイケメンはイケメンでムカつくなと思いまして』
セ「ふふっ、それは一応褒め言葉として受け取っておきますわ。何せセンラ、自分がイケメンと云う類いに入っているのかすらもよう分からへん者やから」
『それはもっとムカつきます』
セ「ははっ、そんな怒らんといてぇや。ホントのこと言ったまでやよ」
けっ...無自覚イケメンめ....天罰降れ。
私はそう思いながら、全力で不貞腐れた顔をした。これで困ればいい(小っちゃい)
セ「えぇ....?ん〜.....じゃあはい。これやるわ」
と手渡されたのは、メロンとプリンが絶妙なハーモニーで凝縮された“プロント”と云う飴ちゃんだ。
私はその飴ちゃんを手渡された瞬間、今迄の醜い嫉妬心は一気に消え去り、その飴ちゃんを音速の速さで口にした。
舐めた瞬間に広がる幸せの味。あぁ幸福。一生愛してるよプロント。
セ「相変わらず好きやねぇその飴ちゃん」
私は幸福の塊(飴)を舐めながらセンラの言葉に答えた。
『だってプロント好きだし』
セ「それは分かっとるよ」
あ、そうなの。
セ「......じゃあさ、
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その飴ちゃんとセンラ、どっちが好き?」
ん?
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Anna - すごく面白かったです!これからも頑張ってください!! (2018年10月25日 20時) (レス) id: 3a5b83829f (このIDを非表示/違反報告)
猫 - ヤバい…この小説めっちゃ面白い…続きが楽しみ過ぎて夜も寝れない気がする…更新頑張ってください! (2018年10月23日 7時) (レス) id: 7bfe9b6f93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レ=と=ロ | 作成日時:2018年10月21日 21時