Episode11〜陸side〜 ページ12
海「今日もダンスの練習やるぞー!」
光「気合い入ってんな!」
海「まぁな!Aさんに、
ダンスでいいところ見せて、
俺もかっこいいって言われたいしな!」
朝の一件からずっとモヤモヤした気持ちでいる。
確かに、竜と話している時と、
俺と話しているときと、なんとなくだけど、
雰囲気が違う。…気がする。
光「Aさん、竜の事好きなのかな?」
海「カッコいいとは言ってたけど、
好きかどうかはなー…どうだろ。」
陸「竜と俺らって全然タイプ違うし…」
光輝も海司も、Aさんに″カッコいい″って言ってもらう!
って気合いが入っているけど、
俺はふたりとは逆に、自信を失っている。
竜は頼れる男って感じだし、
光輝は好きな人にまっすぐだし、
海司はすごい優しいし。
…じゃあ、俺は??
Aさんにはどう見えてるんだろう。
・
海「Aさん、また告られてるなー。」
光「しかも、また同じ奴じゃん」
陸「一途って良いけど、毎日って」
Aさんは、教師の雑用も、
自分に関係のない実行委員会の手伝いも、
嫌な顔せずにやっている。
本当にいい人なんだなって思うけど、
流石に毎日告白されてたら…
しかも告白してるあいつが、
普段、Aさんと話している所を見たことは無い。
何もしないで好きになってもらおうなんて…
都合良すぎるだろ。
海「なぁ、なんか様子おかしくね?」
光「もめてる?」
海司の言葉にAさんが居る方を見ると、
男に肩を掴まれて、いつもと違う雰囲気。
男も何か怒ってる様子と、
Aさんの困った顔。
″痛い″
Aさんの声が聞こえた瞬間、
俺は走り出していた。
光「おい!陸!!?」
海「ま、待てよ!」
ふたりの声なんて気にすることなんてできないくらい、Aさんのことしか考えられない。
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みずき(プロフ) - LDH.Loveさん» ありがとうございます^^ (2019年9月1日 21時) (レス) id: c8e5159917 (このIDを非表示/違反報告)
LDH.Love(プロフ) - みずきさん» いえいえ!!これからも無理せず頑張ってください^^* (2019年8月31日 0時) (レス) id: 49e6e0d6bd (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - タピオカれおさん» ありがとうございます!少し時間がかかるかもしれませんが、待っててください!! (2019年8月30日 21時) (レス) id: c8e5159917 (このIDを非表示/違反報告)
タピオカれお - この小説めっちゃ好きです!ぜひ葵さまの登場させてください! (2019年8月30日 17時) (レス) id: 912cc8eadf (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - ほんとだ!ありがとうございます! (2019年8月29日 23時) (レス) id: c8e5159917 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みずき | 作成日時:2019年8月29日 13時