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『っ芽依、』
おばさんの話を聞いて、すぐさま芽依に駆け寄る。
芽依「……きいて、にいちゃん、」
『っだめ、喋んなバカ…！！
酸素足んねぇんだろ、？深呼吸しろよ、な？』
芽依「＿＿＿＿聞いて、兄ちゃん」
真剣な芽依の声に、ハッとする。
芽依「…あのね、院長がね、ここで遊んでおいでって、住所書かれた紙くれたの
そこに行ったらね、変なおじさんがいて
芽依の服を破ってきたんだ」
『……は、？』
芽依「…芽依ね、もう中学生だから
ナニされるかなんてすぐにわかった
だから、思いっきり暴れたんだ。嫌だ、って」
『…う、ん』
芽依「…そしたらね、そのおじさんが芽依のこと殴ってきてね、たくさん
胸の辺り、殴られた瞬間、呼吸出来なくなってね」
『……っうん、』
芽依「…苦しくなって、芽依も思いっきりおじさんの事蹴ったら、気ぃ失ってくれて
施設返ったら、倒れちゃった」
笑ってそう言う芽依に、涙が止まらない
『……芽依は兄ちゃんに似て、強いんだな、』
芽依「…うん、すごいでしょ？芽依。
芽依ね、兄ちゃんに憧れてたんだ、
喧嘩が強くて、言いたいことはっきり言える」
『…………そっか、兄ちゃんは憧れて欲しくなかったなぁ、』
芽依「ふふっ、でも、そのおかげで芽依、
まだ生きてるんだよ？」
『……ｯ』
”まだ”
その言葉で、芽依がそろそろ居なくなってしまうことを悟った。
もう、どれだけ延命しようと芽依が死ぬことは変わらない。
『………芽依、やりたいこととかある？』
芽依「…んー、、そうだな、
マイキー君と堅君のかっこいい姿もっとみたい
三ツ谷くんのお菓子、もっと食べたい
エマちゃんと、もっとたくさんお話したい」
『……兄ちゃんは無しか？』
芽依「…ん？ふふっ、兄ちゃんはねぇ、
沢山ぎゅーーってして欲しい」
微笑んでそう言った芽依を、泣きながらそっと抱きしめる。
周りにはおばさんも看護士さんもいた。
けれど、恥も外聞もなく、泣きながら抱きしめた
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ごま(プロフ) - かささん» ありがとうございます〜！受験頑張りましょうね、！！ (2021年11月12日 16時) (
レス) id: 6f8876dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
かさ(プロフ) - 私も受験生です！頑張りましょっ！無理しないでごまさんのペースで！いつでも、待ってます！！ (2021年11月9日 22時) (レス) @page40 id: ab0fd5eee8 (このIDを非表示/違反報告)
ごま(プロフ) - ねおさん» 全然気づいておりませんでした、申し訳ないです汗 (2021年11月2日 20時) (レス) @page31 id: 6f8876dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
ねお(プロフ) - コメント失礼します、春千代と表記されていますが春千夜です、既にお気づきでしたら申し訳ないです>< (2021年11月2日 13時) (レス) @page22 id: e841b12656 (このIDを非表示/違反報告)
ごま(プロフ) - かく。さん» 予想当たってました？笑 ちゃんとハピエンで終わらせたいです泣 (2021年10月31日 13時) (レス) id: 6f8876dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごま | 作成日時：2021年10月26日 0時
