基本自由行動 壱【男主】

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『待っててくれてありがとな』


三ツ谷「おう。じゃ行くぞ」




特服に着替えて、三ツ谷のバイクに乗る。


俺は残念ながらバイクは持っていない。特に理由はない。単純に貰う先輩がいなかった。


だからこうして、毎回誰かに送って貰っている。

運転が荒い奴が多いから三ツ谷の後ろだと安心できる。





『……今日はなんの集まりだろーな』




三ツ谷「さぁ。


ただ、確かパー絡みでなんかあったっぽい。」





『絶対それじゃん』





三ツ谷「だな笑





まぁ大事にならないといいけど。」





『………うん。』






〜






『三ツ谷、ありがとな！』



三ツ谷「おう。ドラケン達なら多分奥の方にいるだろ。」



『ん、ありがと！』




言われるがままに奥の方へ進む。




「お疲れ様です、朱鷺くん！」




歩く度にこれを言われてそこそこ疲れる。




『俺にはそーいうのいいから……』



そう言ってもおそらく彼らは辞めないだろう。



まあ慕ってくれている証拠だ。我慢しよう。

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