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『……ただいま』
相変わらず、誰もいないであろう家に向かって挨拶をする。
？「＿＿＿＿遅かったな、何をしてた？」
『っ、……、！？
な、んで、……父さん、』
リビングのソファで、資料を片手に俺を睨みつけて来た父親。
兄なら分かるが、両親が昼間に居るなんて滅多にない。
父「なんだ、俺が家に居たら悪いことでもあるのか？」
『……っいえ、』
父「……………で？
こんな遅くまで何してた？」
こんな遅く？
まだ6時だろう？？
今日は生徒会の会議で少し帰るのが送れたとはいえ、さすがに俺も中学３年生で、小学生では無い
『っせ……生徒会の、会議があって』
父「…………生徒会？」
『生徒…会長に、なったので…』
震えた声でそう言った
殺気立った父親の目が、一瞬
笑った
父「＿＿＿＿ハッ、生徒会？
中学生のか？
バカバカしいな。」
『……っ』
笑った父親に狂気を感じた。
なんのために俺が生徒会に入っと思ってるんだ、？
アンタが医者になれってうるさいから、名門校に入るためにこうやって点数稼いで努力してるんだ。
俺は天才じゃない。
努力をしているんだ。
……なのに、なんでその努力を認めてくれないのだろうか
父「……生徒会、なんてそんなくだらないことやっている暇があったら勉強しろと言ってるだろう」
『……ごめん、なさい』
父「……ちなみに聞いておくが
将来の夢は？」
………ちがう、
本当はオレ、服屋とかやってみたいんだ
自分の気持ちを表現出来て、きっと楽しい。
そう、服屋になりたい＿＿＿＿＿
『＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿医者……っです、』
父親は一切表情を変えずに「ならさっさと部屋に戻って勉強しろ」と言い放った。
ね？言っただろ？
確かに、表ではいろんな人を助ける神様かもしれない。
でも、家族の前……
いや、俺の前ではただの、息子に自分の敷いたレールしか歩かせない傲慢な悪魔だ。
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kalu(プロフ) - 好きです...また気が向いた時にでも更新してくださると泣いて喜びます......。 (1月23日 14時) (
レス) @page31 id: db602d187f (このIDを非表示/違反報告)
深夜 - お兄ちゃん 子供とか出来たらめちゃくちゃ甘やかしそうな父親になりそう (2022年4月27日 13時) (レス) @page23 id: 19b009e4f4 (このIDを非表示/違反報告)
みなま(プロフ) - めちゃくちゃ見たいです🥺🥺 (2022年4月8日 7時) (レス) id: bafb5460c7 (このIDを非表示/違反報告)
おこうちゃ(プロフ) - 主様の2434需要しかないです！！！！！！！いつも愛読させていただいてます〜！！ (2022年4月7日 23時) (レス) @page31 id: ae627f04f1 (このIDを非表示/違反報告)
ごま(プロフ) - あ。さん» ありがとうございます〜！個人的にももっと依存させたいです🤤🤤 (2022年1月18日 14時) (レス) id: 6f8876dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごま | 作成日時：2022年1月11日 0時
