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『っはァ……ッは、』
誰にもバレないように、静かに車を登る。
…気のせいか分からないが、いつもより息の上がり方もおかしい。
体力には自信がある。
この程度で息切れなんてするハズないのに。
けど、そんな事よりも2人の方が心配だった。
てっぺん近くにまで登り、静かにタイミングを伺う
『ッ……はっ、……ふぅ、は、』
やっぱりおかしい。
心無しか体も熱い。
でも、すぐそこで一虎がマイキーを殴り続けている。
止めないと
はやく、
『っかず……とら、』
？「＿＿＿誰だ？アンタ」
『……、？』
一虎に声をかける前に、後ろから声をかけられ振り向く。
そこには色黒の眼鏡をかけた男子を中心に、数名の東卍のメンバーが立っていた。
『……っは、…』
？「………んだコイツ。風邪ひいてんのか？」
すると、周りにいたやつが色黒の彼に耳打ちをした
？「…………あぁ！！なるほどな！
アンタが半間の言ってた新しい芭流覇羅のメンバーか？」
『……ッ、』
？「ははっ、そんな警戒しないでくださいよ
俺は稀咲鉄太って言います」
嘘くさい笑いを浮かべて、座り込む俺に手を差し伸べる彼。
『っそんなことより…！
アレ…どうにかしろ…！！！
お前らの大将死ぬぞ……！！！！』
彼の手は受け取らず、マイキーと一虎を指さす。
稀咲とやらは、少し驚き、そして笑った
稀咲「ははっ、自分の身よりも親友の方が大事ですか」
『っいいから早く、しろ……！！！』
稀咲「……言われなくてもそのつもりですけどね。
まだ、タイミングが違う」
『……は、？』
稀咲の意味不明な発言に首を傾げると、背後でまたズドッと鈍い音が鳴った
驚いて振り向くと、一虎を含む芭流覇羅の3人がマイキーの足元で倒れていた
『な……に、』
稀咲「……行くぞ、お前ら。
あなたはここでじっとしててください、夏目さん」
『…は』
なんで俺の名前を知ってるんだ
と聞き返す間もなく、彼らはマイキーの元へ向かった。
……アイツ、本当に東卍か？
なんて脳を過ぎったが、働かない脳ではそこまで考えるのが精一杯で、
今は一虎の無事を祈ることしか出来なかった
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kalu(プロフ) - 好きです...また気が向いた時にでも更新してくださると泣いて喜びます......。 (1月23日 14時) (
レス) @page31 id: db602d187f (このIDを非表示/違反報告)
深夜 - お兄ちゃん 子供とか出来たらめちゃくちゃ甘やかしそうな父親になりそう (2022年4月27日 13時) (レス) @page23 id: 19b009e4f4 (このIDを非表示/違反報告)
みなま(プロフ) - めちゃくちゃ見たいです🥺🥺 (2022年4月8日 7時) (レス) id: bafb5460c7 (このIDを非表示/違反報告)
おこうちゃ(プロフ) - 主様の2434需要しかないです！！！！！！！いつも愛読させていただいてます〜！！ (2022年4月7日 23時) (レス) @page31 id: ae627f04f1 (このIDを非表示/違反報告)
ごま(プロフ) - あ。さん» ありがとうございます〜！個人的にももっと依存させたいです🤤🤤 (2022年1月18日 14時) (レス) id: 6f8876dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごま | 作成日時：2022年1月11日 0時
