隙を見せたら食べるよ？【五条悟】

食われる35 ページ44

『はぁ〜緊張したぁ………』




悟「そこまで？……」




『悟は自分の親だから緊張しないだろうけど私は初めて会う人だし､まして御三家の五条さんだし………』




悟「でも気に入られてたじゃん」





そう､なぜか気に入られてしまい"Aさんのような子が悟の近くに居てくれるなら安心だ｡これからも頼むよ"と言われてしまった




『泊まっていけって言われるなんて思ってなかったよ』




悟「ご丁寧に着物まで用意してるしな｡てかAの着物姿見るの初めてかも」





『なんか申し訳ないな………この着物高いやつだし｡あと､あんまり見ないで！恥ずかしい///』




悟「着物の事も俺が見てる事も気にしなくて良いよ｡勝手に用意してたんだし､俺の目の保養になってるし(ﾆﾔｯ」




目の保養？どこが？
ん？そういえば悟の口調戻ってる
まぁ自分の家だし素に戻るのは当たり前か




『ところで今どこに向かってるの？』





悟「俺の部屋だよ｡客専用の部屋に案内するって言われたけど俺が断った」




『何で？』





悟「…離れたくないから////」




悟くんはデレ期かな？
まぁ一緒の方が助かるけどね｡だってこの家
広いんだもん！迷子になる自信あるよ私






悟「ここが俺の部屋」





『あぁ〜なんか悟らしいかも』





悟「俺らしいって何だよ(笑)」





あれ？そういえばこの部屋に来るまでちょっと遠かったような……
広いからって思ってたけど､他にも部屋はあったしわざわざ遠くにしなくても良いよね？




『……あのさ､この部屋なんだけど他の部屋と結構離れてるよね？』




悟「………まぁ俺がこの部屋にしてって言ったからね」




『そっか』





悟「理由聞かないの？」




理由ね……
本当は知りたい｡でも誰にだって知られたくない事も言いたくない事もある
これは私が聞いて良いことじゃない気がするし




『うん｡ちょっと気になっただけだから』





悟「聞きたいなら聞けば良いのに」





『また今度ね？今はゆっくり休みたい』





悟「着物だと休めないよ？脱がしてあげようか？(ﾆﾔｯ」




言い終わる前に脱がそうとしないでくれないかな？
私まだ良いって一言も言ってないよ？




『ちょっ脱がさなくていいから！』





悟「大丈夫だって｡後で俺が着付けてやるから｡てかさ着物脱がせるのってなんかエロくない？」




『知らない！///』









悟に勝てるはずもなく､脱がされて美味しく食べられてしまったのは言うまでもない

食われる36→←食われる34※

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す