食われる29 ページ38
五条side
泉「京都から勉強のために来ました泉 勇也です。1ヶ月よろしくお願いします!東京は交流会以来なんで色々教えて下さいね!!」
"あっ!こいつ嫌いだわ"ってのが一目見ての感想。理由はわかんないけど直感でそう思った
夜「1ヶ月と短い期間だが仲良くしてやってくれ。それと指導担当だが泉からの指名でA、お前にお願いしたい」
『えっ!?私?でも私クラス担任じゃないし、基本は任務ばっかりですよ?』
泉「俺はそれでも構いません。よろしくお願いしますAさん!」
はぁ?何いきなり名前で呼んでんだよ………
てか近すぎだし手を握るな!!
Aは僕のなんだけど?
硝「おい五条、その止めどなく溢れ出てる殺気をなんとかしろ」
悟「そう言う硝子も解剖セットしまいなよ」
どうやら硝子も僕と同じ事を思ってるらしい
Aも困った顔をしてるし、ここは彼氏である僕が助けてあげないとね
悟「は〜いストップ。泉くんだっけ?ちょっと近いから離れようね〜」
泉「あぁすみません。ビックリしましたよね?」
『あぁ……ううん、大丈夫だよ…………』
こいつ僕の方見ないじゃん!
Aしか視界に入りませんってか?
そっちがその気なら無理矢理にでも視界に入るぞ?
悟「泉くんは何で教師になろうと思ったのかな?」
泉「………自分の手で生徒を立派な呪術師に育てたいなって思ったからですよ。あとは会いたい人がいたので」
それはAだろうね〜見てればわかるよ……
てか僕の方見て話せよ!質問してんの僕なんだけど?
『あの、私この後任務なので行かないと………』
泉「俺も行きます!」
『いや、さすがに来たばっかりだし敷地案内してもらった方が良いんじゃない?』
泉「任務が終わったらAさんが案内してください!俺も任務手伝うので"二人で"頑張りましょう」
"二人で"を強調するな
こいつ何から何までAにお願いするつもりか?
少しは負担を考えろよ………
硝「どうするの五条?あのままだとA可哀想だよ?」
悟「そう言われてもね〜なんとか1ヶ月頑張るしかないよ」
僕の苛々が我慢できればの話だけどね……
とにかく今はAのフォローをしながら見守るしかないよ
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まっさー(プロフ) - 「この地獄を貴方と一緒に歩いて行く」って言葉胸に刺さった!! (2021年7月9日 20時) (レス) id: be5e904a6e (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 完結おめでとうございます。でも寂しいです (2021年2月1日 14時) (レス) id: 18c17e118b (このIDを非表示/違反報告)
あいす - 五条先生にこんなことされたい人生だったw楽しく見させてもらってます!更新頑張ってください! (2021年1月9日 7時) (レス) id: 1675d5b313 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:怠惰の兎 | 作成日時:2021年1月6日 15時