そこそこゆるくない大事な話 ページ35
｢うおぉ⋯お互い力出し切ったな〜｣ﾆﾍﾗｯ
獄寺｢そうですね､10代目⋯(微笑)｣
2人は倒れながらも笑顔でそのような会話をする
｢これでやっとお前の戦い方が分かったよ｣
獄寺｢⋯え？それ､どういう⋯｣ﾊﾞｯ
獄寺は､暁の言葉を聞いて驚いた素振りを見せる
｢獄寺､お前は俺の右腕になるんだろ？俺は俺と一緒に戦うつもりならお前の戦い方を知っておきたい。
俺はお前の戦い方を知るのは直接お前の攻撃を受けるのが1番早いと思ったし確実だとも思った。
だから俺は今日お前と戦った｣
獄寺｢10代目⋯俺のことを思って？！そんな深いことを考えてくれていたなんて⋯流石です！俺はそんな事にも気づかず⋯申し訳ありません！！｣
｢いいよ別に。仲間なんだから助けられることは俺だってしたいしな。
それに､もう1つ理由があったし⋯｣
獄寺｢もう1つ⋯ですか？｣
｢⋯俺今から結構真面目なこというから､しっかり聞けよ獄寺｣
獄寺｢！！はい！もちろんです！！｣ﾊﾞｯ
獄寺は倒していた体を起こし､正座になって暁の言葉を待つ
暁もゆっくりと起き上がり､あぐらをかくと喋り出す
｢獄寺､もし俺が人として道を踏み外しそうになった時が来たら今日みたく俺を殴ってでも止めろ。
それでも､俺が止まらなかったら_____お前の手で殺してくれ。
道を外して敵に殺されるよりも､仲間の手で殺ってくれた方が俺は嬉しい。｣
獄寺｢！！！｣
暁は､獄寺を真っ直ぐ見て真剣にそう言い放つ。
獄寺は､突然の暁の言葉に驚き、少し考える素振りを見せる
｢⋯⋯｣
暁はその様子の獄寺に話しかけることも無く､黙って獄寺の言葉を待つ
獄寺｢わかりました。10代目のお望みとあらば俺は従います｣ﾊﾞｯ
獄寺は頭を下げてその言葉を受けた
｢⋯ありがとな____｣
獄寺｢しかし！！｣ﾊﾞｯ
｢！？｣ﾋﾞｸｯ
獄寺の言葉を聞いた暁は嬉しそうに笑いお礼を言おうとするが､獄寺が顔を上げて言葉をかぶせてきた
獄寺｢お言葉ですが10代目！かならず､必ず！そんな事をしなければならなくなる前に､俺が10代目をとめてみせます！！絶対に！！｣ﾊﾞｯ
｢！！⋯フッ､期待してるぜ(微笑)｣
獄寺｢お任せ下さい！！｣
そうして､2人はフラフラになりながらも家へと帰っていった
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鈴村十四郎(プロフ) - まもんさん» コメントありがとうございます！待たせて申し訳ありません！！直ぐに更新するようにします！ (2019年2月14日 21時) (
レス) id: 39e02eb116 (このIDを非表示/違反報告)
まもん - すみません。境界のリンネの更新待ってます (2019年2月11日 18時) (レス) id: 1b73ca9c38 (このIDを非表示/違反報告)
鈴村十四郎(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございますーッ！！楽しみにして貰えるととても嬉しいです！！更新遅いですがもっと出せるよう頑張ります！ (2019年1月13日 19時) (レス) id: 39e02eb116 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で面白く続きが楽しみです！!今後も無理せず更新頑張って下さい。 (2019年1月9日 16時) (レス) id: 5216ee3091 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴村十四郎 | 作成日時：2018年6月7日 23時
