Story 3 ページ3
you side
大人しく岩本くんに着いて歩いて行くと、たどり着いた場所はなんとジャニーズ事務所のすぐ近くのコンビニだった。
『…ここですか？』
岩本｢すぐ戻ってくるからちょっとここで待ってて…いい？｣
『あ…はい……』
岩本くんはそう言うとすぐに走ってどこかへ行ってしまった。
今から事務所の中に入ってアクリルスタンドを取ってくるのかな…とか、さすがに事務所の前だと怪しまれちゃうからコンビニの前にしたのかな…とか
色々考えていると、本当にすぐ岩本くんは戻ってきた。
岩本｢お待たせ！…はい、これ｣
岩本くんがそう言って私に差し出してきたのは、まだ全く開封していない岩本くんのアクリルスタンドだった。
『っ…本当にいいんですか？これ。』
岩本｢ん、今回だけ特別にね｣
『本当にすいません…勝手にぶつかったのは私なのに新品に変えてもらって……』
岩本｢いや、いいんだって俺も悪かったし…それより本当にこのアクスタごめんな…｣
岩本くんはそう言って悲しそうに割れてしまったアクリルスタンドを見つめた。
『…っいえ！全然！最悪、自分で接着剤で付けて大事にしようとか思ってましたし…笑』
岩本｢んー…そう？｣
『はい！』
岩本｢…じゃあ、今度はそのアクスタを割らないようにもっと大事にしてもらわなきゃな？｣
『…っもちろんです！！』
岩本｢っふは…声でっか笑｣
『あっ…すいません……』
岩本｢いいよ…じゃあ、俺そろそろ行くね？これからも応援宜しくな？｣
『あっ…はい！本当にありがとうございました！これからも頑張ってください！』
岩本｢ん、ありがとう。またね。｣
岩本くんはそう私に手を振ってゆっくりと去っていった。
あぁ…あの時間がずっと続けば良かったのに…
そう思いながら私は岩本くんの後ろ姿が見えなくなるまでずーっと見つめていた。
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紀美ちゃん - 初めまして，作品を読ませて頂いてます。初めて読む事ができ、書く方に対してどんなストーリーが気になり，読む楽しみしてます．また次回も，来月も楽しく書いてくれたら嬉しいです。絶対読ませていただきます。 (2022年10月12日 10時) (
レス) @page48 id: 6732d212f2 (このIDを非表示/違反報告)
ユキト(プロフ) - きゅんきゅんしました！完結おめでとうございます♪ (2022年8月20日 13時) (レス) @page47 id: 08a263e11b (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち - お疲れ様でした。無事に恋人になれてよかったです。続編も楽しみです。 (2022年8月11日 1時) (レス) @page47 id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - お疲れ様でした！すごく素敵な作品に出会えて幸せです！ (2022年8月10日 21時) (レス) @page47 id: 5fc2fdf269 (このIDを非表示/違反報告)
Mochi(プロフ) - あっぷるぱい。さん» コメントありがとうございます。素敵な作品と言って頂けて大変光栄です。続編の短編集も現在作成中ですので、そちらも楽しみにいて頂けると嬉しいです。これからも皆様に楽しんで頂けるお話作成頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。 (2022年8月10日 19時) (レス) id: c3136e4c96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mochi | 作成日時：2022年7月28日 19時
