４８話 過去 〜海軍篇９〜 ページ22
Aside
海軍に入って最初の日、柄にもなく疲れたので大浴場に入ったら、リュークがいた
さっき清掃の人に混浴と聞いていたので特に驚かなかったけど……リュークはすごくびっくりしてた
このまま立ってるのも寒いので湯船に浸かると
リュークが顔を真っ赤にした
気になったから
「……リューク、顔が赤いよ？のぼせた？」
と聞いてみるとリュークは笑って
リ「なんでもねーよー」
と言った
……
まぁ、いっか
それに…さっきから顔が熱い。私の、だけど。
顔だけじゃなくて、心も。
・・・
これで分かった……というより、解った
この気持ちが、『恋』ということに。
私はリュークを好きになったことに。
そして……
また余計な事まで解った
要らないことを解いてしまった。
リュークが……
近いうちに……
っ……
昔、村のみんなは何でも解る私を凄いと言って褒めた。この子は神の子だといった。
村の皆が褒めてくれるのが嬉しくて。
村の皆が喜んでくれるのが嬉しくて。
私はいろんな問題を解きまくった。
でも。
どんなに難しい問題でもすぐに解ける。
どんなに難しい人の心もすぐに解ける。
どんなに難しい運命でもすぐに解ける。
それが『孤独』だという事に気がついた。
気が……ついてしまった。
自分は孤独だということ。
自分は両親に売られかけたこと。
村の皆に利用されていること。
一旦解ると、それに関係する事が一気に解る
大好きだった義理親と村の皆が大嫌いになった
大好きだった問題を解くことが大嫌いになった
私のこの能力を、純粋に褒めてくれたのは
ガープさん、マキノさん、ダダン一家。
そして……私の大切な義兄弟達。
今まで星の数より多い人達に会ったのに、
表裏なく褒めてくれたのはこの人達だけ。
……
リュークに話してみようか。
私の過去と、能力を。
それでリュークの態度が変わったら、
リュークがそれだけの人物だっただけのこと。
そう決意して、私はリュークに声をかけた
「ねぇ、リューク。「おぅ？」後で、私の
部屋、これるー？」
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クロノル - りいあさん» ありがとうございます！（多分）今から続編載せるので、応援よろしくお願いします (2015年12月15日 22時) (
レス) id: 29608d1c40 (このIDを非表示/違反報告)
りいあ(プロフ) - 続きが楽しみです！更新頑張ってください！！ (2015年12月15日 20時) (レス) id: b47f4aff1e (このIDを非表示/違反報告)
ユッキーナ(*´▽｀*)(プロフ) - クロノルさん» 読んでくれたのですか！？ありがとうございます！！お互い頑張りましょう！！ (2015年10月6日 13時) (レス) id: 8230481872 (このIDを非表示/違反報告)
クロノル - ユッキーナ(*´▽｀*)さん» ありがとうございます。面白かったですか……よかったです。ユッキーナ(＊´▽｀＊)さんも小説書いていらっしゃるんですね！面白かったです。お互い頑張っていきましょう！（不快な気分になったらごめんなさい……って、謝ってばっかりですねw (2015年10月5日 22時) (レス) id: 2b945ad6c0 (このIDを非表示/違反報告)
ユッキーナ(*´▽｀*)(プロフ) - クロノルさん» 謝らないで下さい！私が悪いので・・・ｐａｅｔ１から見ました！面白かったです！ (2015年10月5日 20時) (レス) id: 8230481872 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クロノル | 作成日時：2015年9月29日 18時
