120話 ページ22
あっさり認められて、Aの顔を二度見してしまった
Aの目は真っ直ぐ俺を貫くように見つめていた
A｢その位分かってるよ。でも、ここで終わりなんてつまらないじゃん。
趣味が合うんだから、絶対仲良くなれるよ｣
何を言ってもダメだなと思って、諦めた。
でも、俺だってAとは仲良くなりたいと思っていたから嬉しかった
孤爪｢…スマホ持ってるの？｣
A｢うん！｣
｢本当は持って来ちゃダメなんだけどね｣とイタズラした時の子供みたいな笑顔をしていた
A｢あ、そろそろ行かなきゃ！！えっと…｣
お互い名乗ってなかったから、Aは俺の事なんて呼べばいいか分からずに戸惑っていた
孤爪｢孤爪…孤爪研磨｣
自分の名前をフルで呼ぶのは、なんか気持ち悪い
A｢研磨…私は影山A。また会えるといいね！！ていうか、会おう！｣
Aが宮城に帰ってからも、よく通信対戦したり、雑談していって仲良くなったんだと思う
お互いバレーに関わっているって知ったのは、つい最近だけど……
＿＿＿＿＿
灰羽｢へー…Aもゲームするんですね！｣
犬岡｢弱そうですけどね｣
孤爪｢いや、Aは経験積めば世界大会いけるくらい強い｣
山本｢そんなに強いのか！？｣
夜久｢そりゃあ、研磨と話が合うわけだ｣
Aの話で盛り上がれるなんて思ってもいなかった
Aの事が気になって視線を向けてしまった
よく見ると、Aの皿におかずが山と化している
黒尾｢…研磨ぁ〜。ミートボール持ってきてー｣
クロは｢ん｣と、自分のお皿を俺に渡してきた
孤爪｢何で…自分で持ってきなよ｣
黒尾｢だってさー。ミートボールあるのって白鳥沢の方じゃん？ウシワカが怖くて行けませーん｣
夜久｢うわっ…パワハラだ。パワハラ｣
黒尾｢そんなんじゃないですー。愛情表現ですー｣
クロなりの俺への気遣いなんだろうなと思いながら、ゆっくりと立ち上がった
孤爪｢分かったよ…取ってくればいいんでしょ｣
山本｢うわっ。あのグータラたら助の研磨が、人のために動く！？｣
海｢珍しいこともあるもんだな｣
部員は俺の行動に驚いていた
まぁ、俺だってあんまり動きたくないけど……
Aに近づけるなら、理由なんてなんでもいいや
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ミント - 来客が来た時には砂をかけるのが礼儀ってｗｗｗ (2023年2月10日 21時) (
レス) @page36 id: 85cc2908e9 (このIDを非表示/違反報告)
つーぼ - へっぽこリエーフwツボだわ (2020年8月14日 18時) (レス) id: f4d4b73c32 (このIDを非表示/違反報告)
猫ピース(プロフ) - 薊さん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきます。 (2020年6月25日 12時) (レス) id: 5b1a54fd8f (このIDを非表示/違反報告)
薊 - 127話で侑が治のこと呼ぶとこが、ツムになっていますよー (2020年6月21日 16時) (レス) id: c593b9094d (このIDを非表示/違反報告)
猫ピース(プロフ) - さなやさん» 少し縁下さんをかっこよく書いてみようと思考を凝らしました笑作品を好きと言っていただけてとても嬉しいです！Part4もよろしくお願いします！！ (2020年2月15日 10時) (レス) id: 055642fb6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫ピース | 作成日時：2018年12月29日 7時
